茎葉部利用カンショ「すいおう」の収量性

タイトル 茎葉部利用カンショ「すいおう」の収量性
担当機関 宮崎県総合農業試験場畑作園芸支場
研究課題名
研究期間 2004~2006
研究担当者
発行年度 2007
要約 「すいおう」は、4回以上に分けて収穫する。部位毎の収量は葉柄、茎、葉身の順である。地際から15cm~25cmを残して収穫すると収量が多くなる。栽植密度は889本/10a、挿苗栽培より直播きで多くなる。マルチ資材は黒マルチが良い。
キーワード サツマイモ、茎葉部利用、収穫方法、栽植密度、直播栽培
背景・ねらい 「すいおう」の茎葉部は飲料加工用の需要がみられ、宮崎県ではその原料としての栽培が始まっているものの、塊根生産技術で栽培されており、茎葉生産に適した技術への見直しが必要である。本試験では、加工原料での栽培を想定し、収穫回数の違いが部位毎の収量に及ぼす影響や収穫方法の違い、栽植密度、マルチ資材、直播きが収量に及ぼす影響を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 「すいおう」の地上部における収量は、収穫回数1回よりも4回以上に分けて収穫する方が収量が多くなり、部位毎には、葉柄が最も重く、次いで茎、葉身の順である。収穫回数が少ないほど葉身、葉柄の収量は少ない。また、4回収穫において着生する塊根は100g以下の比率が高い(表1)。
  2. 「すいおう」を収穫する際には、最長茎を1本残すよりも地際から15cm~25cm残して一斉収穫する方が収量が多くなる。また、1回目の収量が全体に占める割合が高く、7~8月は収穫間隔がやや短くなる(図1)。
  3. 栽植密度は889本で収量が多いが、533本~296本/10aの間では一定の傾向は見られない(図2)。
  4. マルチは黒と透明で収量が多く、透明は除草対策が必要なため黒マルチが良い(図3)。
  5. 直播栽培については、同じ栽植密度の場合、挿苗栽培よりも収量が多くなる(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 茎葉部収穫後に着生する小さい塊根は直播(種芋)等で利用が可能である。
  2. 本試験は飲料等の原料用として刈り取り機械で一斉収穫することを想定した試験で、青果用等の場合は、参考資料として活用する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010013709
カテゴリ 加工 かんしょ 直播栽培 除草 播種

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