トルコギキョウF1系統での開花の早晩性の発現

タイトル トルコギキョウF1系統での開花の早晩性の発現
担当機関 大分農林水産研花き
研究課題名
研究期間 2003~2006
研究担当者
発行年度 2006
要約 種子親の早晩性が同じで、花粉親の早晩性を変えた場合、花粉親の開花が早いほど、F1系統の開花は前進する。また、花粉親の早晩性が同じで、種子親の早晩性を変えた場合も、種子親の開花が早いほど、F1系統の開花は前進する。
キーワード トルコギキョウ、F1系統、早晩性
背景・ねらい 大分県では、1994年にトルコギキョウの自生地であるアメリカ合衆国で、遺伝資源の確保を目的とした野生種の収集を行い、野生系統の特性(小輪多花性)を導入した優良固定系統を育成した。しかし、固定系統であるため生育が旺盛とはいえず、作型適応性も劣った。
そこで、有利販売につながるオリジナル性があり、様々な作型に適応した栽培しやすい品種を育成するため、優良固定系統を親としてF1系統の育成を行っている。今回、効率的なF1系統育成を行うために、F1系統の両親系統とF1系統の早晩性を調査した。
成果の内容・特徴
  1. 種子親を「早生」にした場合、花粉親を「早生」、「中生」にすると、F1系統では、すべて「早生」が発現する。また、花粉親を「晩生」にすると、「早生」が最も多く発現する。
  2. 種子親を「中生」にした場合、花粉親を「早生」にすると、F1系統では「早生」が多く発現する。また、花粉親を「中生」にした場合、「中生」が多く発現し、花粉親を「晩生」にした場合は、「晩生」が多く発現する。
  3. 種子親を「晩生」にした場合、花粉親を「早生」にすると、F1系統では、ほぼ同率で「中生」、「晩生」が発現する。また、花粉親を「中生」、「晩生」にすると、「晩生」が多く発現し、「晩生」を花粉親にする場合のほうがより多く発現する。
  4. 両親系統の早晩性が同じである場合、F1系統でも両親系統と同じ早晩性を示す割合が高い。
成果の活用面・留意点
  1. F1系統の早晩性は、市販品種(早生・中生・晩生)を対照に、定植から平均採花日(各系統全個体の平均)までの日数により判定した。
  2. 両親系統の早晩性は、市販品種(早生・中生・晩生)を対照に、一番花開花日を基準にして分類した(具体的データはなし)。
  3. 形質(花色、花型)のばらつきが見られなかったF1系統、計227系統を供試した。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010013617
カテゴリ 遺伝資源 栽培技術 トルコギキョウ 品種

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