減肥茶園における少雨時のかん水による施肥の効率化

タイトル 減肥茶園における少雨時のかん水による施肥の効率化
担当機関 福岡農総試
研究課題名
研究期間 2000~2002
研究担当者
発行年度 2003
要約 茶園において、少雨時にかん水を行い土壌水分を適正に保つと、施肥資材等からの窒素の供給が順調に進み、土壌中無機態窒素量が高い値で推移する。また、新芽の生育量は大きく、全窒素含有率も高くなり、施肥削減に有効である。
背景・ねらい 施肥資材等の窒素肥効の発現には地温や土壌水分等が影響するが、特に少雨乾燥年では、窒素肥効の発現が想定通りに進まず、施肥基準の見直しで施肥削減が進む中、茶の収量、品質への影響が懸念されている。
そこで、少雨時にかん水を行うことが、茶の生育、品質及び土壌中無機態窒素量に及ぼす影響を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 降水量が少なく土壌が乾燥する時にかん水を行い、生育に適正な土壌水分(pF2.3以下)を保つことで、うね間土壌中の無機態窒素量は高い値で推移する(図1、図2)。
  2. かん水により土壌水分を適正に保つことで、被覆尿素の窒素溶出は無かん水に比べて順調に進む(図3)。
  3. かん水管理を行うと茶芽の生育が旺盛となり、新芽中の全窒素含有率も高くなることから、少雨時のかん水は施肥削減に有効である(表1)。
成果の活用面・留意点
  1. 少肥条件下で、少雨時の茶園管理のための技術資料として活用できる。
  2. 赤黄色土茶園において試験した結果である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012841
カテゴリ 乾燥 施肥 水管理

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