ユーチャリスの開花調節方法

タイトル ユーチャリスの開花調節方法
担当機関 沖縄農試
研究課題名
研究期間 1998~2002
研究担当者
発行年度 2003
要約 ユーチャリスは、充実した長径5cm以上で3ヶ月程度前に植え替え処理を行った球根を用い、摂氏32度で2週間処理した後、昼摂氏20度夜摂氏15度で栽培すると高率に開花し、周年開花も可能である。
キーワード ユーチャリス、アマゾンリリー、開花調節
背景・ねらい ユーチャリスはおもに結婚式のブーケなどに利用されている、本県での栽培は施設内の地植え栽培で行われているが、季咲きが中心となり開花期(7~8月、12~3月)と需要期(10月前後)が一致せず価格は低い傾向である。そのため需要期および周年開花に向けたユーチャリスの開花制御について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 球根の大きさは初年から採花でき、栽培全期間においても収量の多い長径5cm以上とする(表1)。
  2. 開花前歴と植え替えが開花調節に及ぼす影響は、植え替えた区では高い開花率であるが、植え替えを行わない場合4-5ヶ月前開花区は57%、9ヶ月前開花区では33%と低い傾向である。また前回の開花が開花調節処理から近いと到花日数は遅くなり、直前に植え替えると商品化率は低下する(表2)。
  3. 開花前歴をそろえ植え替えを行い、摂氏32度の高温処理と昼摂氏20度夜摂氏15度の低温処理を行うと高率に開花する。また、高温期間は摂氏32度2週間で十分である(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. この成果は、ユーチャリス栽培における開花調節、および切り花の高品質化、増収に向けた栽培指導の基礎資料として活用できる。
  2. 本法には球根の養成、増殖を行う場所が必要である。また、簡易トンネルでの家庭用小型エアコン、小型加温機などによる開花調節も可能である。
  3. 開花調節に利用するエネルギーコスト削減の検討が必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012832
カテゴリ アマゾンリリー コスト

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