宿存ガクの形質や着果率が優れるホオズキ新品種候補系統「八女1号」

タイトル 宿存ガクの形質や着果率が優れるホオズキ新品種候補系統「八女1号」
担当機関 福岡農総試
研究課題名
研究期間 1999~2002
研究担当者
発行年度 2003
要約 県内ホオズキ産地から収集、選抜した系統を交配し、新品種候補系統「八女1号」を育成した。本系統の宿存ガクの形状は先端が尖り、しわが少なく、大きさは親系統の中間であり、在来系統よりも着果率が高い。
キーワード ホオズキ、新品種、宿存ガク、形状、着果率、大きさ
背景・ねらい ホオズキ栽培は現在、地域の在来種が利用されているが、着果率の低いもの、宿存ガクの形質が劣る(先端が丸く、しわが多い)もの、また、宿存ガクが小さいものなどがある。
そこで、着果や宿存ガクの形状の良好な系統を県内各産地から収集、選抜して交配を行うことにより、宿存ガクの形状や大きさ、および着果率の優れた新品種を育成する。
成果の内容・特徴 新品種候補系統「八女1号」と親系統および在来系統とを比較した特性は以下のとおりである。本系統は宿存ガクの形状が良く、着果も良好であり、総合的にみて、形質のバランスが最も優れる。
  1. 宿存ガクは先端が尖り、しわの数が少なく「花粉親」に近い良好な形状をしている。ガクの色は「親系統」や「在来系統」と同等である。また、大きさは5cm前後であり、「子房親」と「花粉親」との中間である(図1、表1)。
  2. 6~20節の着果率は90%と高く、「親系統」と同等であり、「在来系統」よりも高い。また、2節連続して落果する株の割合は「親系統」より高いが「在来系統」より低く、着果性が優れる(表1)。
  3. 草丈は「親系統」や「在来系統」よりも高く、優れる(表1)。
成果の活用面・留意点
  1. 種苗登録後、在来系統に替えて普及を図る。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012808
カテゴリ 新品種 ほおずき

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