早熟栽培に適したパプリカ優良品種

タイトル 早熟栽培に適したパプリカ優良品種
担当機関 福岡農総試
研究課題名
研究期間 2001~2002
研究担当者
発行年度 2003
要約 パプリカの早熟栽培において、赤色系品種では、「スピリット」は総収量および着果数が多く、「スペシャル」は不良果の発生が少なくて優れる。黄色系品種では、「フィエスタ」が総収量および着果数が多く、不良果の発生も少なくて優れる。
キーワード パプリカ、早熟栽培、品種、収量、品質
背景・ねらい 最近、食の多様化に伴いサラダ食材等の彩り野菜として赤色や黄色系パプリカの需要が増加しているが、これらは主にオランダや韓国で促成作型の養液栽培において生産されている。パプリカを収益性の高い水田転換作物として本県の平坦地水田に導入するためには、土耕による早熟作型に適した品種の選定が必要である。
そこで、パプリカの中で市場性の高い赤色系および黄色系品種について、平坦地水田における早熟栽培に適し、多収で障害果の発生が少ない品種を選定する。
成果の内容・特徴
  1. 赤色系品種としては、「スピリット」および「スペシャル」が商品果収量が多く優れる。その内「スピリット」は総収量および着果数ともに最も多い。一方、「スペシャル」は凹凸果およびひび果等障害果の発生が少ない(表1)。
  2. 「スピリット」および「スペシャル」の時期別商品果収量は、7月に最も多く、8月に最も少なくなり、その後やや多くなる。また、1果重は、7月に最も重く、9月にかけて減少し、その後やや増加する(図1)。
  3. 黄色系品種としては、「フィエスタ」が総収量および着果数ともに最も多く、凹凸果およびひび果等障害果の発生が少なくて優れる(表1)。
  4. 「フィエスタ」の時期別商品果収量は、7月に最も多く8月に減少した後、9月で多くなるが、その後減少する。また、1果重は、7月に最も重く、その後は同等で推移する(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 赤色系品種は、黄色系品種に比べ夏季にす入り果および尻腐果の発生が多いため、クールホワイト(遮光率45%)等で遮光を行うとともに、かん水管理に気をつける。
  2. 10月中旬以降、昼夜の温度格差が大きくなると果実が結露しひび果が発生するため、早朝に短時間の換気を行い結露の発生を防止する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012787
カテゴリ 障害果 水田 品種 ピーマン 水管理 養液栽培

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