イタリアンライグラスの混播・多回刈利用における飼料成分の含量と収量

タイトル イタリアンライグラスの混播・多回刈利用における飼料成分の含量と収量
担当機関 福岡農総試
研究課題名
研究期間 1999~2002
研究担当者
発行年度 2003
要約 イタリアンライグラスの「シワスアオバ」と「アキアオバ」の混播・多回刈利用では、同じ出穂期刈でも番草により飼料成分含量が異なる。TDN収量は2番草が高く、4回刈利用で約1,200kg/10aのTDN収量が見込まれる。
背景・ねらい 早晩性の異なるイタリアンライグラスの混播栽培試験結果では、イタリアンライグラスの長期利用には超極早生品種の「シワスアオバ」と晩生品種の「アキアオバ」の混播が適する。そこで、この2品種を用いた混播・多回刈利用における1~4番草・出穂期・生草及びサイレージの各種飼料成分の含量、消化率、収量等を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 混播・多回刈利用の生草は、1・4番草の粗蛋白質含量が2・3番草より約3~7ポイント高い。また、1番草の推定TDN含量は2~4番草より約5~11ポイント高く、高品質飼料である(表1)。
  2. TDN収量は生草中の含量より乾物収量の影響を大きく受ける。TDN収量は2番草、3番草、1番草、4番草の順に低くなり、4回刈利用では約1,200kg/10aが見込まれる(表1)。
  3. 混播・多回刈利用のサイレージは、1番草は2~4番草に比べて、総繊維含量は約15~25ポイント低いのに対し、TDN含量は約4~6ポイント高く、高品質である(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 周年栽培利用や給与飼料設計値として活用できる。
  2. 硝酸態窒素含量値が基準値より高くならないように注意する。また、気象条件等の影響を受けることがあるので、より正確な飼料給与設計を行うためには飼料分析診断を活用する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012688
カテゴリ イタリアンライグラス 飼料設計 品種

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