有色甘しょに対する家畜ふんペレット堆肥の利用技術

タイトル 有色甘しょに対する家畜ふんペレット堆肥の利用技術
担当機関 鹿児島農試
研究課題名
研究期間 1999~2002
研究担当者 上薗一郎
上之薗茂
前原隆史
中園充紀
長友誠
発行年度 2002
要約 牛ふんおよび鶏ふんを原料とした家畜ふんペレット堆肥だけの施用で栽培した有色甘しょ「アヤムラサキ」および「ベニハヤト」は,化学肥料単用栽培とほぼ同等の上イモ収量を確保できる。また,イモの形状,アントシアニンやβカロテンの色素含量も,化学肥料単用栽培と同程度である。
キーワード 有色甘しょ、家畜ふんペレット堆肥、アントシアニン、βカロテン
背景・ねらい 家畜ふんペレット堆肥の種類および施肥量の違いが,アントシアニン含有甘しょ「アヤムラサキ」およびβカロテン含有甘しょ「ベニハヤト」の収量,イモの形状および色素含量に及ぼす影響を明らかにし,新規形質を具備した農産物の生産拡大および県内に豊富に存在する家畜ふん尿の有効利用促進と環境保全的施用法の確立を図る。
成果の内容・特徴 1.
窒素施用量80kgha-1(化学肥料に対する窒素肥効率を牛ふん堆肥4割,鶏ふん堆肥6割と想定)では,アヤムラサキ,ベニハヤト両品種ともに化学肥料,家畜ふんペレット堆肥の種類の違いによる上イモ収量に差はみられない(表2)。
2.
化学肥料,家畜ふんペレット堆肥の種類の違いによって,イモの形状および色素含量に差はみられない(表3)。
3.
以上の結果から,家畜ふんペレット堆肥を利用して有色甘しょ「アヤムラサキ」および「ベニハヤト」を栽培する場合,甘しょの県基準窒素施肥量と同等の家畜ふんペレット堆肥を施用することによって,化学肥料単用栽培と同等の上イモ収量・イモの形状・色素含量が得られる。
成果の活用面・留意点 1.
家畜ふんペレット堆肥を利用した有色甘しょ栽培に活用できる。
2.
家畜ペレット堆肥の施用時期は植付け1週間~前日に行い,全面全層施用した後に畦立て,マルチ被覆を施す。
3.
本試験の土壌条件は中粗粒灰色台地土(シラス土壌)である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012588
カテゴリ かんしょ 生産拡大 施肥 品種

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