オクラのトンネル栽培におけるセル苗利用と品種選定

タイトル オクラのトンネル栽培におけるセル苗利用と品種選定
担当機関 沖縄農試八重山支場
研究課題名
研究期間 1999~2001
研究担当者 上地邦彦
山口綾子
玉城盛俊
発行年度 2002
要約 オクラのセル苗の育苗には25穴トレイで、培地に完熟堆肥を用いると定植後の生育抑制が少なく収量も多い。品種は商品率が高く多収の「大和グリーン」が適する。
キーワード オクラ、25穴トレイ、完熟堆肥、大和グリーン
背景・ねらい オクラは軽量で単位面積当たりの収益性が高く、フライト出荷品目として有望で、国内産の品薄期である3~5月は高単価で推移し、本県産が有利に販売されている。
しかし、栽培時期が低温、寡日照のため発芽不良、苗立枯病による欠株、生育の不揃い等で収量は低い。そこで、セル苗を利用したトンネル栽培により欠株の解消、生育揃を図る。
成果の内容・特徴 1.
オクラを25穴トレイで育苗すると、圃場移植後の立枯れが少なく、順調に生育するため、初期収量及び総収量が最も多い。(表1、図1)
2.
培地に完熟堆肥を使用すると発芽率は市販の培地より劣るが、圃場移植後の立枯れが少なく、順調に生育し、初期収量及び総収量も多い。(表1、図1)
3.
品種では「大和グリーン」は初期生育は劣るが、節数型で多収性を示し、商品果率も高い。また、果実肥大も緩やかなため適期収穫幅が長い。(表2、図2)
成果の活用面・留意点 1.
セル苗による移植栽培は、直播きに比べ収穫始めが遅れ、初期収穫も低い。また、直播きに比べ労力、経費とも掛かるため参考技術として利用する。
2.
1月定植で初期収穫を早め、収穫期間を延ばすことで増収が図れる。
3.
セル苗利用により圃場の準備遅れの対処、圃場の利用効率の向上が図れる。
4.
発芽を揃えるため、前日に温湯(35℃程度)で催芽処理後、は種する。
5.
育苗は20℃前後で行い、徒長苗にならないように潅水に留意する。
6.
根鉢が形成され根崩れが起きない早い時期に定植する(本葉2枚時)。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012497
カテゴリ 育苗 オクラ 栽培技術 出荷調整 多収性 立枯病 発芽不良 品種

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