アスパラガスのL級以上の収量を増やす整枝法

タイトル アスパラガスのL級以上の収量を増やす整枝法
担当機関 長崎総農林試
研究課題名
研究期間 2001~2005
研究担当者 居村正博
井上勝広
発行年度 2002
要約 アスパラガスの栽培で、140cmで摘心して一次側枝数を23本程度確保し、9月以降は側枝を除去しない整枝法により、夏芽及び翌年の春芽収量が増加するとともに、高単価階級であるL級以上の収量が増大する。
キーワード アスパラガス、整枝、収量
背景・ねらい アスパラガスはハウスの大型化が進む中、従来のM級立茎技術(9本/m2(14.5本/m)、摘心120cm、下枝除去50cm以下)では立茎した株から萌芽する夏芽はM階級の割合が多く、グリーンの着色も薄い。高単価のL級の収量増大と光環境改善のためには、L級立茎を中心とし立茎本数を7.5本/m2(11本/m程度)に制限するとともに下枝除去や摘心法の改善を進める必要がある。そのため、L級を立茎する場合の整枝技術を確立する。
成果の内容・特徴 1.
光環境改善のため、下枝を除去する場合、120cmの主枝摘心では70cmまで、140cm摘心では90cmまで一次側枝を除去すると収量が低下する(表1)。
2.
夏芽収量に有効な一次側枝数としては23本程度を確保する必要がある(表1、図3)。
3.
翌年の春芽収量は、50cm以上の一次側枝を除去しない方が収量が多くなるため、9月以降の株養成時は側枝数を制限しない(図1、図4)。
4.
摘心位置については、120cmより140cmで摘心する方が、高単価階級であるL級以上の階級割合が高く、一次側枝数を確保できるため翌年の春芽の収量が増加する(図2)。
成果の活用面・留意点 1.
間口3m以下の小型ハウスでは従来のM級立茎技術(現長崎県基準技術)を活用する。
2.
摘心は親茎の完全展葉後に行う。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012479
カテゴリ アスパラガス

この記事は