日本ナシ「新高」に適した果実袋

タイトル 日本ナシ「新高」に適した果実袋
担当機関 熊本農研セ果樹研
研究課題名
研究期間 2000~2002
研究担当者 岡田眞治
北村光康
発行年度 2002
要約 日本ナシ「新高」では、果実袋による果実品質への影響が認められており、みつ症の発生が多い条件下では、外袋が薄茶原紙新聞印刷油加工紙で内袋が赤色原紙油加工紙、または外袋が外白内黒原紙で内袋が赤色原紙片面パラフィン加工紙の二重袋が適する。
キーワード 日本ナシ、新高、果実袋、果実品質、みつ症
背景・ねらい 日本ナシ「新高」では、以前は外観向上のため果実袋の2回掛けを行っていたが、2枚の袋を重ねた果実袋の1回掛けでも、満開後60~80日までに掛ければ品質的に問題がなく、袋掛け時間が2回掛けの約半分に短縮できることが実証されている。そこで、生理障害発生防止も含めて、1回掛け用として「新高」に適した二重袋について検討する。
成果の内容・特徴 1.
ていあ部の亀裂の発生については、9区が他の区よりやや多いが、それ以外では袋間の差は小さい(表2)。
2.
みつ症の発生については、3区と7区が他の区より少ない。また、13区でも発生が少ない傾向がみられる(表2、表4)。
3.
果重については、1区と9区が他の区よりやや重い(表3)。また、13区と14区(慣行袋)でもやや重い傾向がみられる(表4)
4.
果肉硬度については、最大の区と最小の区では1lbs程度の差があるが、全体的に区間差は小さい(表3、表4)。
5.
糖度については、1区と14区で他の区より低い傾向がみられる(表3、表4)。
6.
遮光率が90%未満の袋では、果皮に青みがわずかに残ることがある(データ略)。
成果の活用面・留意点 1.
二重袋の1回掛けを行う「新高」園で活用できる。特に、みつ症の発生が多いところでの効果が高い。
2.
強風による落果を防止するため、袋掛けはなるべく枝掛けとする。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010012416
カテゴリ 加工 生理障害 日本なし

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