生産力低下茶園におけるせん枝による回復法

タイトル 生産力低下茶園におけるせん枝による回復法
担当機関 大分県農業技術センター
研究課題名
研究期間 2000~2000
研究担当者 奥本雄二
広瀬真一
姫野秀三
発行年度 2000
要約 生産力が低下した茶園のせん枝方法は、一番茶摘採後中切りし、処理3年目に再せん枝を行うことで回復効果が高くなる。大分県農業技術センター・茶業特産部
背景・ねらい 大分県の専用茶園の多くは昭和40年代に植栽されており、すでに茶樹の経済寿命に到達し改植の時期を迎えている。しかし、茶農家では高齢化や後継者不足等の理由から改植がなされないままに経営が行われていたり、経済寿命に達していなくても、定植前の土壌改良不足等で茶園の生産力低下が問題となっている。そこで、せん枝による収量回復効果を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 中切りを行うことで、処理2年目の一番茶収量は、芽の伸長に伴う一芽重の増加により600㎏/10aへ向上する(図1、表1)。
  2. 中切り及び深刈り処理を行った場合でも、処理3年目には、収量が再び低下するため、二番茶後に再せん枝の必要がある(図1)。
  3. 処理3年目の再せん枝処理は、無処理に比べ翌年の一番茶芽の生育は良好となり、収量の増加が認められ、毎年の深刈処理と比較しても更に効果が高い(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 中山間地域の弧状仕立て園に適応できる。
  2. この試験は標高150m、樹齢25年生の「やぶきた」を用いて行ったものである。中切りの実施時期は、5月30日で深さは地上部から55cm、深刈りは7月20日、せん除する深さは15㎝での結果である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011843
カテゴリ 改植 経営管理 栽培技術 中山間地域 土壌改良

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