タマネギの機械化体系における生分解性マルチの適応性

タイトル タマネギの機械化体系における生分解性マルチの適応性
担当機関 長崎県総合農林試験場
研究課題名
研究期間 2000~2001
研究担当者 稲田祐子
発行年度 2000
要約 タマネギの機械化体系における生分解性マルチの導入は、低温期の保温効果があり、商品化率が高くなる。また収穫は収穫機を利用してマルチの上から行い、そのまますき込むことができる。CI化成、キエ丸はすき込み後の分解が速く、30~60日後には完全に分解する。長崎県総合農林試験場・野菜花き部・野菜科
背景・ねらい 長崎県におけるタマネギの生産は早生のマルチ栽培が多いことからこれまで機械化が図れず、規模拡大が容易でなかった。また、持続型農業を進めていくうえで、栽培後の廃プラ処理は大きな問題になっており、生分解性マルチ等への関心がますます高くなってきている。そこで、タマネギの機械化一貫体系を進めていく中での生分解性マルチの適応性を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 紙マルチ以外の生分解性マルチは、機械による展張及びマルチ対応移植機による移植作業が可能である。
  2. 生分解性マルチは慣行マルチよりも低温時期の地温(深さ8cm)が摂氏2~4度高く推移し、生育は旺盛になる。また、収穫時の規格は、大玉傾向になり、商品化率も高くなる(表1、図1、図2)。
  3. 収穫時にはマルチの分解が進むため、マルチの上からそのまま露地対応収穫機の利用が可能である。
  4. 収穫後のマルチはそのまますき込むことができる。
  5. すき込み後の分解速度はマルチによって異なり、CI化成やキエ丸ではすき込み後30~60日で完全に分解される(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 収穫後には破れた生分解性マルチを土中にすき込むが、このとき強風が吹くとマルチが飛散する恐れがあるため、早めにすき込む必要がある。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011822
カテゴリ 機械化 機械化体系 規模拡大 収穫機 たまねぎ

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