シュッコンアスターの新品種「95-1」、「96-60」、「97-43」

タイトル シュッコンアスターの新品種「95-1」、「96-60」、「97-43」
担当機関 大分県温泉熱花き研究指導センター
研究課題名
研究期間 2000~2000
研究担当者 後藤哲
冨満龍徳
兒玉泰
発行年度 2000
要約 切り花品質が優れ、生育旺盛なシュッコンアスタ-3品種を育成した。「95-1」は白、「96-60」は明赤味紫、「97-43」は鮮紫~鮮青味紫である。大分県温泉熱花き研究指導センター・研究指導部
背景・ねらい 既存品種より草姿や花形が優れ、切り花品質が良く、生育旺盛なオリジナル品種を育成する。
成果の内容・特徴 1988年にシュッコンアスターの既存品種の自然交雑種子を採種し、実生個体から切り花形質の優れた個体を選抜した。以降、それらや後代の自然交雑、または交配を繰り返し、優良個体・系統の選抜を行った。その結果、'95、'96、'97年実生の中から各々優良な1系統を選抜した。品種特性は以下の通りである。(ロゼット打破期のデータは省略)
  1. 「95-1」
    花は約3cmの中輪,花心部は淡黄色で花粉は観察されない。舌状花数は作型で異なり約30~40枚である。草姿は円錐型で優れ、頂芽の柳芽の発生は少ない。茎の伸長は良く高性種で、茎の硬さは適度である。茎や葉は濃緑色で毛は目立たない。草勢は強く、摘心後の芽立ちと生育揃いはよい。ロゼットに入る時期が早く、ロゼット打破期は遅い(表1、表2、表3)。
  2. 「96-60」
    花は約3cmの中輪,花心部は淡黄色で花粉は観察されない。舌状花数は作型で異なるが30~35枚である。草姿は円錐型で優れ、頂芽の柳芽の発生は少ない。茎の伸長性は普通で、茎の硬さはやや硬い。茎や葉はやや淡い緑色で毛がやや目立つ。草勢は強く、摘心後の芽立ちと生育揃いはよい。ロゼットに入る時期が遅く、ロゼット打破期が早いので冬春期出荷作型適応性に優れる(表1、表2、表3)。
  3. 「97-43」
    花は約3.5cmの中大輪、花色は鮮紫色で目立つ。花心部も紫色を帯び花粉は観察されない。舌状花数は40枚以上とやや多い。草姿は円錐型であるが、頂芽の柳芽の発生はやや多い。茎の伸長は良く高性種で、茎の硬さは適度である。茎は紫色を帯びる。草勢は強いが、摘心後の芽立ちと生育揃いはやや劣る(表1、表2、表3)。
成果の活用面・留意点 「95-1」と「97-43」は高標高地、「96-60」は平坦暖地での作型適応性に優れる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011816
カテゴリ アスター 出荷調整 新品種 品種

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