ハイドランジアの底面給水栽培における花色と用土および施肥方法

タイトル ハイドランジアの底面給水栽培における花色と用土および施肥方法
担当機関 福岡県農業総合試験場
研究課題名
研究期間 1999~2000
研究担当者 荒木雅登
山本富三
谷川孝弘
國武利浩
発行年度 2000
要約 ハイドランジアの底面給水栽培においてピートモスと混合する用土は、花色が青色系品種は、赤玉土、赤土、鹿沼土が、赤色系品種は、フヨウライト、パーライト、ヤシガラ、杉皮が適する。肥料の給液濃度は、青色系品種は前期50ppm、中期100ppm、後期25ppmとし、赤色系品種は全期間を通して100ppmで管理すると品質がよい。福岡県農業総合試験場・野菜花き部・花き花木研究室、福岡県農業総合試験場・化学部・作物栄養研究室
背景・ねらい ハイドランジアの鉢物は、栽培管理の省力化を目的に底面給水栽培が導入されており、鉢用土は、軽量化のためピートモスを主体とした混合用土が用いられている。鉢物の品質は、花色の鮮明さや株のボリュームにより左右されるが、混合用土に用いる資材の種類や施肥方法によっては花色が不鮮明となり、生育不良株が発生し問題となっている。そこで、混合する資材の種類や施肥方法について検討し、ハイドランジアの高品質生産技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 青色系品種は、ピートモスに混合する資材として、赤玉土、赤土、鹿沼土を用いる(表1)。「ブルーダイヤモンド」は、窒素・リン酸・カリの給液濃度を等量とした場合、鉢替え後の1ヵ月間(前期)を50ppm、新梢が生育する次の1ヵ月間(中期)を100ppm、花房が発達する最終の1ヵ月間(後期)を25ppmとすると、花色が鮮やかで品質がよい(表2)。
  2. 赤色系品種は、ピートモスに混合する資材として、フヨウライト、パーライト、ヤシガラ、杉皮を用いる(表1)。「グリュンヘルツ」は、給液濃度による花色の変化が少ないことから、100ppm一定で管理すると株のボリュームが優れる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 花き栽培技術指針に登載し、ハイドランジアの底面給水栽培における技術資料として活用する。
  2. ピートモスは、炭酸苦土石灰を用いてpHを調製する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011811
カテゴリ 高品質生産技術 栽培技術 省力化 施肥 ハイドランジア 品種

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