スイカのセル成型苗直接定植に適する作型

タイトル スイカのセル成型苗直接定植に適する作型
担当機関 熊本県農業研究センター
研究課題名
研究期間 1999~2000
研究担当者 西本太
田尻一裕
発行年度 2000
要約 スイカのセル成型苗直接定植は、作型で適応性が異なり、促成、半促成及び早熟作型では良好な生育、収量・品質を示し、植替え及び抑制作型では生育及び収量が不安定となる。熊本県農業研究センター・農産園芸研究所・野菜部
背景・ねらい 育苗の省力と定植作業の簡素化を図るためセル成型苗が利用されつつあるが、品目や作型によってセル成型苗を直接定植すると生育制御が困難になったり、品質が低下するなどの問題を残している。スイカでは、セル成型苗直接定植の作型による適応性がほとんど把握されていない。そこで、スイカのセル成型苗利用のための適正な栽培技術を確立することを目的とし、セル成型苗直接定植の作型による適応性を検討する。
成果の内容・特徴
  1. スイカのセル成型苗直接定植は作型によって適応性が異なり、促成、半促成及び早熟作型は生育及び収量・品質面で直接定植が可能な作型である(表1)。
  2. 植替え及び抑制作型における直接定植は、生育及び収量が不安定である(表1)。
  3. 促成作型は容量の比較的大きい36穴、50穴のセル成型苗を直接定植することで、慣行苗定植と同等の収量・品質及び在圃日数となる(図1)。
  4. 半促成作型では、容量の小さいセルトレイが大きいものより優れる。また、親蔓・子蔓仕立てが子蔓仕立てより雌花着生及び品質が優れ、慣行苗定植と同等の収量が得られる(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 生育を早めるため、直接定植後も親蔓の摘心行わない親蔓・子蔓仕立てを基本とする。
  2. 定植適期は根鉢形成直後であり、定植時期の本葉は72穴が2.5~3枚、50穴が3~3.5枚、36穴が3.5~4枚を目安とし、老化苗にしない。
  3. 定植が低温期の作型は定植直後の温度管理はやや高めに行い、活着を促進する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011800
カテゴリ 育苗 温度管理 栽培技術 すいか

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