中晩生モモの果肉褐変症と果重及び糖度との関係

タイトル 中晩生モモの果肉褐変症と果重及び糖度との関係
担当機関 熊本県農業研究センター果樹研究所
研究課題名
研究期間 2000~2002
研究担当者 岡田眞治
東光明
発行年度 2000
要約 中晩生モモの果肉褐変症果の発生要因を解明するため、果肉褐変の程度を5段階に分類し、それと果重及び糖度との関係を検討した結果、果肉褐変症は大玉、高糖度の果実ほど発生が多い傾向が認められた。熊本県農業研究センター果樹研究所・落葉果樹部
背景・ねらい 近年、中晩生モモを中心に成熟期に果肉が褐変化する症状が多発し、経営上大きな問題となっている。このような障害果は全国の産地で発生しており、発生要因の解明及び対策技術の確立が急がれている。そこで、まずその要因を解明するため、果肉褐変症と果重及び糖度との関係を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 果肉褐変症の程度を褐変化した面積に応じて、5段階で評価する(表1、写真1)。微については外観からの障害果の判断が難しく、軽についても難しいものが多く含まれている。中以上についてはすべて外観から判断可能である。
  2. 果肉褐変症果が多く発生する樹では、果実が大きいほど障害程度の重い果実の割合が多くなる。「川中島白桃」においては、400gを越えると障害果が多くなり、特に450gより重い果実では軽以上の割合が6割程度になる(図1)。
  3. 同じく、糖度が高くなるほど障害の程度の重い果実の割合が多くなる。「川中島白桃」においては、糖度が12を越えると障害果が多くなり、特に13を越えた果実では軽以上の割合が8割以上になる(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 過度の大果生産をねらわず、品種に応じた大きさの果実生産に努める。一般的には、樹冠占有面積1m2あたり15果程度を目安に着果させる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011773
カテゴリ 経営管理 障害果 品種 もも

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