春季の桑園周辺におけるヒメハナカメムシ類の発生源

タイトル 春季の桑園周辺におけるヒメハナカメムシ類の発生源
担当機関 鹿児島県蚕業試験場
研究課題名
研究期間 2000~2005
研究担当者
発行年度 2000
要約 春季の西南暖地における桑園周辺のヨモギは,ヒメハナカメムシ類の主要な発生源である。鹿児島県蚕業試験場・養蚕研究室
背景・ねらい 桑園でヒメハナカメムシ類(一般農作物において重要害虫であるアザミウマ類の捕食性天敵としてその利用が有望視されている小型の肉食性カメムシである)の初発生が確認されるのは,5月中旬以降である。そこで,桑園周辺における3~5月までのヒメハナカメムシ類の主な発生源を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 桑園周辺の雑草地で,春先にアザミウマ類とヒメハナカメムシ類の生息密度が最も高いのはヨモギである(図1)。
  2. ヨモギ以外の雑草で,アザミウマ類の密度が高くなるのは5月中旬頃であり,それに伴いヒメハナカメムシ類の密度も上昇する(図1)。
  3. 桑園内では,4月上旬にアザミウマ類の初発生が確認され,それに遅れて5月中旬以降ヒメハナカメムシ類の誘殺が確認される(図2)。
  4. 桑園で,ヒメハナカメムシ類が確認される時期は,ヨモギでヒメハナカメムシ類の密度が減少に転ずる時期,及び他の雑草でヒメハナカメムシ類の密度が増加する時期と一致する(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. ヒメハナカメムシ類の移動習性と生活環について,越冬地の解明を含め,さらに広範囲での調査を行う必要がある。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011704
カテゴリ カイコ カメムシ 害虫 雑草 よもぎ

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