オクラ自動選別・袋詰機

タイトル オクラ自動選別・袋詰機
担当機関 鹿児島県農業試験場
研究課題名
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 オクラの選別・計数・ネット袋詰め・ラベル貼付を能率的に行える大型自動選別・袋詰機である。1基の作業能率は毎時309kgで、1日当たり2.2tの選別量である。選別精度や袋詰精度も良好で、ネット袋詰めされた製品は不良品がほとんどなく、ほぼ100%の合格品率である。
背景・ねらい オクラは鹿児島県で指宿地域を中心に約123ha栽培され、生産量は約1,450tを占め全国第1位の産地となっている。しかし選別・袋詰め作業をほとんど人力作業に依存しているため多労を要し、規模拡大の大きな障害となっている。今後、主力産地の面積拡大と安定経営を図るには特に選別・袋詰め作業の機械省力化が急務である。民間企業と共同開発した大型自動選別・袋詰機の作業能率と作業精度を調査し、適応性を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 開発機は、オクラを1本づつ分離整列する波形コンベヤ、曲がりと長さを計測しM品とL品を識別すると同時に頭尾を判定する画像処理部、分類ユニット、M品10本、L品8本を頭尾を揃えて2列にネット詰めしラベルを貼付する袋詰部、重なり等で未選別のオクラを選別ラインに戻すリターンコンベヤ等から構成される。
  2. 作業能率は1基当たり309kg/時(3人組作業)で、1日当たり作業量は2,162kg(2.2t)である(表2)。
  3. 選別精度は、3・4番口(M品):96.2%、5・6番口(L品):98.9%と高い精度が得られ、合計本数に対する異品の割合は2.6%と少なく良好である(表3)。
  4. ネット袋に封入されたオクラ本数はM品10本、L品8本で全て基準通りである。また、頭尾の揃いや配列等も良好で不良品はなく、ほぼ100%の合格品率が得られる(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 曲がりの大きい規格外品やイボ果等は事前に除去する。
  2. 画像処理部やコンピュータ等は高性能精密機械のため、作業期間終了後は専用カバー等で覆い、防塵対策に十分配慮する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011636
カテゴリ オクラ 画像処理 規模拡大 経営管理 省力化

この記事は