モモの加温栽培における地温上昇処理による生育促進効果

タイトル モモの加温栽培における地温上昇処理による生育促進効果
担当機関 大分県農業技術センター
研究課題名
研究期間 1999~2000
研究担当者
発行年度 1999
要約 モモの加温栽培における電気マット埋設及びビニルマルチは、地温上昇効果が高い。とくに、電気マット埋設は、発根、発芽、開花、新梢伸長などの項目で生育促進効果が高い。大分県農業技術センター・果樹部
背景・ねらい モモの加温栽培では、芽の動きに比較して根の動きが遅いことが生育異常や生育が促進しない主原因と考えられている。根の動きが遅い原因としては、加温しても地温が容易に上がらない点が指摘されている。そこで、加温のわい化栽培における地温上昇対策として、電気マット埋設とビニルマルチの生育促進効果を明らかにする。
成果の内容・特徴 加温栽培(摂氏7.2度以下遭遇700時間、1月25日ビニル被覆)のユスラウメ台「日川白鳳」及び「あかつき」2年生樹を用い、電気マット埋設(植え付け時に深さ50cmに埋設、設定温度摂氏22度)及びビニルマルチを行い、その生育促進状況を調査した。
  1. 電気マット埋設及びビニルマルチとも地温上昇効果が高い。とくに、電気マット埋設は効果が顕著である(図1)。
  2. 電気マット埋設は、ビニルマルチにくらべ発芽、開花及び発根促進効果が高い。とくに、「あかつき」で顕著である(図2、図3、表1)。新梢伸長促進効果は品種で異なり、「日川白鳳」で高い(表1)。
成果の活用面・留意点
  1. 地温上昇処理による生育促進効果が明らかになったことで、本成果はモモの超早期出荷技術の開発に活用できる。
  2. 電気マットはコストが高いことから、今後は経済性について検討する必要がある。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011507
カテゴリ うめ コスト 出荷調整 品種 もも わい化

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