施設パパイヤ「サンライズソロ」における果実重の季節的変動の要因

タイトル 施設パパイヤ「サンライズソロ」における果実重の季節的変動の要因
担当機関 沖縄県農業試験場
研究課題名
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 施設パパイヤの果実重の季節的変動には、開花時期の温度変化に伴う種子数の増減が関与している。小玉果の要因となる種子数の減少には、柱頭~葯間距離の拡大による受粉機会の減少と花粉発芽率の低下が関係している。沖縄県農業試験場・名護支場・熱帯果樹研究室
背景・ねらい 施設パパイヤは、周年収穫が可能であるが、収穫時期により果実重が著しく変動する。市場で信頼される産地育成を図るには、安定供給と共に果実規格の安定が重要な問題となる。そこで、果実重変動の要因を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 果実重は、開花時期の温度が摂氏20~25度で最大となり、それ以上またはそれ以下の温度では減少する傾向にある(図1)。その要因として、種子数が大きく影響し、果実重と種子数との間には、高い正の相関(r=0.87)が認められる(図2)。
  2. 種子数の増減には、花器の柱頭~葯間距離が関係し、高温時期(7~9月)には、柱頭~葯間距離が離れており種子数は極めて少なかった。低温時期(1~3月)には、距離が接近しているにもかかわらず種子数は少なく(図3)、この理由は、花粉発芽率が摂氏25度で最も高く、摂氏10度及び摂氏40度では急激に低下するため(図4)と考えられた。
成果の活用面・留意点
  1. 施設パパイヤの果実規格の安定化を図るには、夏期は高温対策、冬季は低温対策が必要であり、「サンライズソロ」の施設栽培における温度管理に活用する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011504
カテゴリ 温度管理 高温対策 施設栽培 受粉 パパイヤ

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