タンカンの着花(果)安定に適した結果母枝の長さ

タイトル タンカンの着花(果)安定に適した結果母枝の長さ
担当機関 沖縄県農業試験場
研究課題名
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 タンカンの着花(果)安定に適した結果母枝長は、鹿児島県では12.5cm以上、沖縄県では15cm以上がよい。また、良好な夏母枝を確保するための剪定時期は沖縄県では8月、宮崎県のハウス栽培では7月上旬とする。鹿児島県果樹試験場、沖縄県農業試験場・名護支場、宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場
背景・ねらい タンカンは、春に発生する短い結果母枝では着花数は多いが結実しにくい傾向にある。そこで、着花・結実しやすい適正な結果母枝を把握するため、春母枝及び夏母枝の特性と着花(果)の関係を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 着花数及び結果率は、母枝が長くなるにつれて高くなる傾向にあり、鹿児島県における着花及び結実が安定する適正な母枝長は、12.5cm以上である(表1)。
  2. 前年の結果量の多少にかかわらず、母枝が長いほど着花数、結果数とも増加した。沖縄県における適正な母枝長は結果量が多かった樹では20cm以上、結果量が少なかった樹では15cm以上である(表2)。
  3. 切り返しによって発生させた夏枝は、8月発生枝で20cm以上の長い母枝が多く、着花(果)数も良好で、母枝として優れている(表3)
  4. 宮崎のハウス栽培における有葉花枝率は、各処理区とも無処理区に比べ劣ったものの、処理区の中では7月上旬が最も高かった。結果数は7月上旬が最も多かった(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 長い母枝は着花(果)が安定するため、摘果や枝梢管理により適正な母枝の確保に努める。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011500
カテゴリ 亜熱帯 たんかん

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