ポンカンの屋根掛け栽培における被覆肥料を利用した施肥回数の低減

タイトル ポンカンの屋根掛け栽培における被覆肥料を利用した施肥回数の低減
担当機関 鹿児島県果樹試験場
研究課題名
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 ポンカンの屋根掛け栽培において、被覆肥料(70日タイプ)を利用することにより施肥回数を慣行の年3回から2回に低減できる。鹿児島県果樹試験場・化学研究室
背景・ねらい 現在、果樹産地では担い手の不足や高齢化が進行しており、施肥回数の低減による省力化が望まれている。そこで、ポンカンに対して収量及び果実品質を低下させずに、回数を2回に低減する省力化施肥法を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 被覆肥料(70日タイプ)を利用することにより、ポンカンにおける施肥回数を慣行の年3回から春肥と秋肥の2回に低減できる。被覆肥料の年2回施肥では、収量、果実品質及び葉中窒素含量は、慣行の年3回施肥とほぼ同等である(表1)。
  2. 被覆肥料(70日タイプ)は、3月中旬施肥では7月中旬までに、10月中旬施肥では翌年4月中旬までに80%の窒素が溶出する(図1)。
  3. 被覆肥料を利用した年2回施肥では慣行の年3回施肥に比べ、表層土壌のECは変動幅が小さく、低めに推移する(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 10a当たりの年間肥料代は被覆肥料を用いると7%程度割高である(表1)が、作業労力を考慮すれば普及性は高い。
  2. 乾燥しやすい土壌条件やかん水設備の不備なほ場では敷きわら等により土壌を乾燥させないことが必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011483
カテゴリ 乾燥 省力化 施肥 ぽんかん

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