沖縄県中央卸売市場における青果物主要品目の価格予測と県外移出可能性

タイトル 沖縄県中央卸売市場における青果物主要品目の価格予測と県外移出可能性
担当機関 沖縄県農業試験場
研究課題名
研究期間 1997~1998
研究担当者 家坂正光
発行年度 1998
要約 沖縄県中央卸売市場における時期別価格予測式が29品目55時期区分で得られた。また、運賃負担力から求めた県外市場向け新規移出品目として、キュウリ、トマト、ナス、チンゲンサイ、ホウレンソウ、セルリー等の10品目が可能性を持つ。
背景・ねらい 県内市場向けとしては、入荷量と価格の関係及び等階級別価格差の動向を踏まえた販売対策の樹立が課題である。また、県外市場向けには、運賃負担力の面から移出可能性を持つ品目、時期、対象市場を明らかにすることが求められている。
成果の内容・特徴
  1. 沖縄県中央卸売市場における時期別価格予測式と価格伸縮性の計測結果今後の産地化の可能性を含めて51品目を選定し、時期ごとに入荷量と価格の関係を解析した結果、29品目55時期区分で有意な価格予測式が得られた。また、入荷量の増加により大幅な価格下落が生じる品目とその時期を、価格伸縮性から判定した結果、24品目48時期区分でその傾向が認められた。
  2. 等階級別価格差(有望規格情報)
    1. 等級別価格差は全品目とも明瞭であるが、サイズ別価格差は品目ごとに特性があり、市場評価の高いサイズの収量比率を高めることが重要である。
  3. 県外市場への新規移出品目とその時期(運賃負担力からの判定)県内市場県内産A品価格に運賃を加えた金額より県外市場平均価格が高値であれば移出可能と判断した。その結果、キュウリ、トマト、ナス、チンゲンサイ、ホウレンソウ、セルリー、ニラ、コマツナ、カンショ、ショウガの10品目が可能性を持つ。
成果の活用面・留意点
  1. 価格予測式に再生産可能価格を代入することで適正出荷量の上限値が得られ、適正な産地規模が判断できる。また、価格伸縮性の大きい品目・時期の、出荷拡大は避ける必要がある。
  2. 県外移出可能性については、県内産の品質水準や船舶輸送による鮮度保持可能性についての追加検討が必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011337
カテゴリ かんしょ きゅうり こまつな 出荷調整 しょうが セルリー チンゲンサイ トマト なす にら ほうれんそう 輸送

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