水稲作後におけるスクミリンゴガイの土中越冬状況

タイトル 水稲作後におけるスクミリンゴガイの土中越冬状況
担当機関 九州農業試験場
研究課題名
研究期間 1998~2000
研究担当者 高橋仁康
西田初生
關正裕
発行年度 1998
要約 水稲作後のスクミリンゴガイは越冬時、土の表層に存在し、潜土深さはほぼそれぞれの殻高(大きさ)に等しい。九州農業試験場・水田利用部・機械化研究室
背景・ねらい 水稲の生育初期の食害が問題となっているスクミリンゴガイは、秋期に圃場の水が引くと同時に土中に潜って越冬する。ロータリ耕うんによる機械的防除技術の開発のため、個体の土中越冬状況を殻高別に明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 冬季に潜土しているスクミリンゴガイの最深部の深さは、ほぼ個体の殻高程度である。土表面から個体上部までは非常に浅い(図1)(図3)。
  2. 潜土個体は深さ6cm以内に8割以上が存在する(図2)。
  3. 土壌の亀裂を利用して耕盤付近まで潜土している個体もあるが、数は少ない(図1)。
成果の活用面・留意点
  1. スクミリンゴガイの圃場越冬状況を実験的に設定できる。
  2. ロータリ耕うんで圃場の個体密度低減を図る場合の目安として活用でき、均平な圃場ならば5~6cm程度の浅起こしで殺貝効果が期待できる(参照、成果情報:ロータリ耕うんによるスクミリンゴガイの密度低減)。
  3. このデータは黒ボク土壌の水田によるものである。
  4. 殻高は貝の殻の縦の長さをいい、個体の大きさを示す。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010011332
カテゴリ 機械化 水田 水稲 スクミリンゴガイ 防除

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