シュッコンカスミソウ切り花の湿式輸送による品質保持効果

タイトル シュッコンカスミソウ切り花の湿式輸送による品質保持効果
担当機関 和歌山農総技セ
研究課題名
研究期間 2004~2006
研究担当者 伊藤吉成
宮前治加
紺谷均
神藤宏
発行年度 2006
要約 シュッコンカスミソウ切り花の花持ちは、湿式輸送が乾式輸送より品質保持に優れ、20℃での輸送でも 乾式輸送ほど花持ちの低下は認められない。また、湿式輸送では、10℃の低温かつ24時間の短時間の輸送で、 花持ち性に優れる。
キーワード シュッコンカスミソウ、切り花、湿式輸送、輸送温度、輸送時間
背景・ねらい 近年、切り花の家庭用需要が増加しているなかで、切り花には花持ちの良さが一層求められるように なっている。このため、品質保持効果が高いとされる湿式輸送の普及が進みつつある。そこで、湿式輸送時の 輸送温度および輸送時間がシュッコンカスミソウ切り花の品質保持効果に及ぼす影響を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 乾式輸送では、20℃で輸送すると萎凋花の発生率が高まるが、湿式輸送では開花が進行するものの 萎凋花はほとんど発生しない(表1)。
  2. 輸送温度にかかわらず湿式輸送は、乾式輸送に比べて花持ち日数が長くなる (表1)。
  3. 湿式輸送でも輸送温度20℃では、花持ち日数は短縮するが、3.3日は維持される (表1)。
  4. 湿式輸送では、輸送温度20℃で長時間の輸送でも輸送後の鮮度は維持される (表2)。
  5. 輸送時間が長くなるほど花持ち日数は短縮するが、その程度は20℃よりも10℃で軽減される (表2)。
  6. シュッコンカスミソウの湿式輸送後の切り花品質および花持ちは、10℃(低温)、24時間 (短時間)で優れる。なお、20℃(常温)の輸送では24時間(短時間)の輸送で、10℃(低温)の 輸送では長時間の輸送でも花持ちの低下は低く抑えられる。
成果の活用面・留意点
  1. 本成果は、品種「雪ん子」を用い、湿式輸送での輸送中の生け水として蒸留水を使用したデータで ある。
  2. 乾式輸送では、生け花開始前に切り戻しを行っていない。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010010579
カテゴリ かすみそう 品質保持 品種 輸送

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