水耕ネギ栽培の発泡レンガ粒とトレイを用いた新栽培方式でのトレイ断面の形状

タイトル 水耕ネギ栽培の発泡レンガ粒とトレイを用いた新栽培方式でのトレイ断面の形状
担当機関 広島農技セ
研究課題名
研究期間 2004~2006
研究担当者 2
広島農技セ
発行年度 2006
要約 水耕ネギ栽培で、発泡レンガ粒とトレイを用いた新栽培方式のトレイ断面を底面から14mmの位置から 上面に約60度に広げたY型の形状にすると、トレイからネギを引き抜く力が小さくなる。
キーワード ネギ、水耕、トレイ、形状
背景・ねらい ネギの水耕栽培では、育苗用培地としてウレタンフォームが使用されている。定植パネルは大きさ 90cm×57.5cm×3cmの発泡スチロール製の板に49個の定植用の穴が設けられたものが用いられ、定植作業は、 その穴に育苗用培地のブロックをちぎって行なわれる。収穫作業も同様に1穴ずつ行なわれるため、手首の 反復動作が多く、上体を軽く前屈させた姿勢での静的な作業が続き、身体への負荷や作業性が悪い。そこで、 定植・収穫作業の省力化を図るために、発泡レンガ粒と樹脂製トレイを用いて、播種から収穫までを 一貫してトレイごと従来の栽培ベッドで栽培する新方式を開発中である (図1)。今回は、トレイからネギを引き抜く力が、慣行栽培のネギを 引き抜く力と同等以下となるトレイ断面の形状について検討する。
成果の内容・特徴
  1. トレイ断面の形状は、内寸が底面幅18.5mm、底面から14mm上部の幅22mm、上面幅39mm、すなわち、 底面から14mmの位置から上面に向かって約60度に広げたY型が適する (図2)。収穫はトレイごと行い、トレイから下に伸びた根を切断 した後、ネギを引き抜くことにより、Y型では、引き抜く力が慣行よりも小さくなる (表1)。角型では、慣行よりも大きな力を要する。
  2. トレイ断面の形状は、内寸が底面幅18.5mm、底面から14mm上部の幅22mm、上面幅39mm、すなわち、 底面から14mmの位置から上面に向かって約60度に広げたY型が適する (図2)。収穫はトレイごと行い、トレイから下に伸びた根を 切断した後、ネギを引き抜くことにより、Y型では、引き抜く力が慣行よりも小さくなる (表1)。角型では、慣行よりも大きな力を要する。
成果の活用面・留意点
  1. 播種は、トレイ内に培地を22mmの厚さに投入した上に行い、8mmの厚さで覆土する (図3)。
  2. 収穫時にトレイから下に伸びた根を切断し、ネギとトレイ・培地を分離する作業台が必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010010568
カテゴリ 育苗 栽培技術 省力化 水耕栽培 ねぎ 播種

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