草花類の少量土壌培地耕によるホームユース向け良品生産技術

タイトル 草花類の少量土壌培地耕によるホームユース向け良品生産技術
担当機関 滋賀農総セ農試
研究課題名
研究期間 2003~2004
研究担当者 田口 友朗
臼居 仁司(湖東地域振興局)
発行年度 2004
要約 トルコギキョウ、アスター、ストック等を施肥や潅水の省力化が可能な少量土壌培地耕で栽培すると、養液土耕と比較して採花時期の早期化、草姿のコンパクト化、花持ちの向上が可能となる。
キーワード 草花類、少量土壌培地耕、採花時期の早期化、花持ち向上、省力
背景・ねらい 全国的にスーパーマーケットや直売所を中心とするホームユースの花き需要が増大している。また、市場出荷から直売所出荷を主体にする生産者や、女性・定年帰農者等の新規参入者が増えているため、低コスト・省力・短茎多収等、地域消費向けの新たな生産技術の開発が必要であり、初心者にも栽培可能な草花類の栽培技術の確立が期待されている。 そこで、バラ栽培で普及している少量土壌培地耕を使い、多品目少量生産が可能な栽培方法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 7月採花のトルコギキョウについて少量土壌培地耕を養液土耕と比較すると、供試品種すべて切り花長が短く、切り花重やボリュームも少なくなるが、採花始めは早くなる(表1)。また切り花の鑑賞期間は、3~5日長くなる(表2)。
  2. 8月採花のマイクロアスターを比較すると、切り花長は差が見られず、切り花重と分枝数は20~30%少ない。採花盛期は5日程度早くなる(表3)。また、切り花の観賞期間が2~ 3日長くなる(データ略)。
  3. 12~3月採花のスプレーストックについては切り花長・切り花重・分枝数が小さくなるが、採花始めと採花盛期は10日以上早くなる(表4)。

成果の活用面・留意点
  1. プランターを使った少量土壌培地耕は地下水位や土壌条件の影響を受けず、土壌病害の蔓延防止と同じ養液での多品目少量生産が可能となる。また運搬性を利用して初期生育期間を別の場所で栽培し、移動によって施設の有効活用を図ることも可能である。
  2. 使用した発泡スチロールプランターは既製品で10a当たり480,000円の経費を必要とするが、耐用年数は10年程度が見込まれ、上記の利点からするとそれほど高価ではない。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010010180
カテゴリ アスター 栽培技術 出荷調整 省力化 ストック 施肥 低コスト トルコギキョウ ばら 品種

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