酒米中ぬかと海洋深層水を活用した稲ワラサイレージの調製技術

タイトル 酒米中ぬかと海洋深層水を活用した稲ワラサイレージの調製技術
担当機関 高知畜試
研究課題名
研究期間 1998~2001
研究担当者 横山克郎
徳広令奈
豊田陽一
日浦千尋
発行年度 2003
要約 安価・安全で特徴のある地域飼料として、酒米中ぬかと海洋深層水を利用した稲ワラサイレージの調製技術を検討し、稲ワラ、海洋深層水、酒米中ぬかを100:60:16の重量比で混合し密封することで良質のサイレージ調製ができ、採食性も良好である。
キーワード ウシ、稲ワラ、粗飼料、サイレージ
背景・ねらい 農薬や病原菌の持ち込み等、輸入飼料に対する安全性が疑問視される中、消費者の安全性や健康に対する志向の高まりに対応するとともに、流通市場での安価な輸入牛肉に対抗するため、安全な国産飼料を活用した低コストで安全性の高い牛肉生産が求められている。
そこで、安価で安全性が高く、本県ならではの特徴付けに役立つ地域飼料資源として、酒米中ぬかと海洋深層水を利用した稲ワラサイレージの調製技術を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 稲ワラ、海洋深層水、酒米中ぬかを100:60:16の重量比で用意し、稲ワラに海洋深層水を添加して攪拌後、酒米中ぬかを添加混合して密封することで良質のサイレージ調製ができる。海洋深層水の原水を用いたサイレージ品質は脱塩した海洋深層水や普通の水を用いたものより評価の高いものとなる(図1)。
  2. 海洋深層水の原水を用いた稲ワラ酒米中ぬかサイレージは、1年以上品質の高い状態で保存することが可能となる(図2)。
  3. 稲ワラ酒米中ぬかサイレージは採食性も良好である(表1)。

成果の活用面・留意点
  1. 稲ワラや中ぬかをサイレージ化することで飼料価値が高まり、これらを地域の特色ある飼料として活用できる。
  2. 海洋深層水の脱塩水を調製に使用すると酪酸などの不良な有機酸が生成されるので、海洋深層水は原水を使い、不良発酵を避けるため調製から密封までの作業は1日以内で行う。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010010035
カテゴリ 酒造好適米 低コスト 農薬

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