「伊予Eピッグ」の肉質特性

タイトル 「伊予Eピッグ」の肉質特性
担当機関 愛媛畜試
研究課題名
研究期間 1999~2002
研究担当者 宇都宮昌亀
吉岡美鈴
菊地正健
発行年度 2002
要約 愛媛県の銘柄豚「伊予Eピッグ」の肉質は四国地域の一般豚(LWD)と比較して、保水性が高く、ビタミンB1およびDHAを豊富に含むという特性を有する。
背景・ねらい 現在、店頭では様々な銘柄豚が販売されているが、肉の理化学的特性または栄養成分に基づく評価はされておらず、愛媛県の銘柄である「伊予Eピッグ」についても、その肉質特性については明らかになっていない。そこで、本県の銘柄豚「伊予Eピッグ」と四国地域の一般豚(LWD)を、理化学的性状および成分において比較し、伊予Eピッグの肉質特性について検討する。
成果の内容・特徴 伊予Eピッグ27頭と四国地域一般豚LWD種54頭(徳島12頭:香川21頭:高知11頭:愛媛10頭)の理化学的検査、成分分析結果で比較を行った。
1.
伊予Eピッグの肉色(P.C.S)値は2.8で、四国地域一般豚の3.0よりも薄いが、脂肪色(P.F.C.S)では、四国地域一般豚の方が白い傾向が認められる(表1)。
2.
剪断力価に有意差は無いが、伸展率については、伊予Eピッグが23.0%で四国地域一般豚の25.6%より有意(p<0.05)に低い(表1)。
3.
伊予Eピッグの加圧保水性は80.8%で、四国地域一般豚の77.7%よりも有意(p<0.01)に高い(表1)。
4.
伊予EピッグのビタミンB1の含有量は1.29mg/100gで、四国地域一般豚の1.14mg/100gよりも有意(p<0.05)に多い(表2)。
5.
伊予EピッグのDHA含有量は14.3mg/100gで、四国地域一般豚の4.7mg/100gよりも有意(p<0.01)に多い(表2)。
6.
皮下脂肪内層の脂肪酸組成については、有意差は認められない(表2)。
成果の活用面・留意点 ・伊予Eピッグの肉質特性についての解明は、評価モデルを作成するうえでの基礎資料となる。
・伊予Eピッグは、DHAとビタミンB1を豊富に含むことを消費者にアピールできる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010009842
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