ブドウ欧州系2倍体品種の中梢剪定栽培による着房新梢率と果実品質

タイトル ブドウ欧州系2倍体品種の中梢剪定栽培による着房新梢率と果実品質
担当機関 滋賀農総セ
研究課題名
研究期間 1993~2002
研究担当者 沖嶋秀史
蒲生英美
古山竜二
上田和幸
文室政彦
北出知宏
発行年度 2002
要約 欧州系2倍体品種の着房新梢率は品種により異なる。中梢剪定(4~5芽剪定)栽培で果実品質が優れる品種は「マスカット・ビオレ」、「ルーベル・マスカット」、「赤嶺」、「ロザリオ・ビアンコ」である。
キーワード ブドウ、欧州系、2倍体品種、中梢剪定、着房新梢率、果実品質
背景・ねらい 滋賀県では作業軽労化の面から短梢剪定によるブドウ4倍体品種の栽培面積が増加している。しかし、結実不安定、脱粒および裂果等の課題も多い。そのため本県の特色を活かした観光直売向けの新たな品種が求められている。そこで、安定生産が可能で品質の優れた欧州系2倍体品種を雨よけ一文字整枝で中梢剪定栽培した場合の果実品質について検討する。
成果の内容・特徴 1.
欧州系2倍体品種の中梢剪定栽培における着房新梢率は品種により異なる。供試した13品種のうち「ピッテロ・ビアンコ」を除く12品種は2000~2001年平均から4芽剪定が適している(表1)。
2.
供試した欧州系2倍体13品種の中では、「マスカット・ビオレ」、「ルーベル・マスカット」、「赤嶺」、「ロザリオ・ビアンコ」が収量および糖度が高く、障害果が少ないことから優れている(表2)。
成果の活用面・留意点 1.
着粒が良好なため摘粒に労力を要する。うどんこ病やべと病など病害の発生に留意する。
2.
結果部位が上昇するため、結果枝より基部に発生する新梢を予備枝として確保するなど、主枝近くに切り戻すよう努める。
3.
欧州系2倍体ブドウは、多肥により樹勢が旺盛となるので、適正な樹勢を保つよう肥培管理を行う。
4.
2000~2001年における10aあたり換算収量の平均が「マスカット・ビオレ」933kg、「ルーべル・マスカット」1,049kg、「赤嶺」979kg、「ロザリオ・ビアンコ」829kgであり、収量面で劣る傾向がある。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010009782
カテゴリ うどんこ病 軽労化 障害果 肥培管理 品種 ぶどう

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