小ギクの定植3週間後摘心による切り花品質の向上と労力分散

タイトル 小ギクの定植3週間後摘心による切り花品質の向上と労力分散
担当機関 滋賀農総セ農試
研究課題名
研究期間 2000~2002
研究担当者 蓮川博之
発行年度 2002
要約 小ギク(8月咲き~12月咲き)では定植3週間後に摘心をすると、慣行の定植1週間後の摘心と同等以上の切り花品質が得られ、労力分散が図られる。
背景・ねらい 滋賀県の小ギクは、8月咲きと12月咲きを中心に作付けされている。大半の生産者が稲作との複合経営で、8月咲き小ギクの摘心時期は稲作作業や降雨が重なり、適期とされる定植1週間後の摘心作業ができず、10~14日目の摘心により切り花品質を低下させる事例がしばしばある。
一方、一輪ギク「秀芳の力」の施設電照栽培では、定植3週間後の摘心により切り花品質が向上する。そこで、小ギクの定植3週間後の摘心が切り花時期や品質に及ぼす影響を検討する。
成果の内容・特徴 1.
定植3週間後摘心は、ほとんどの作期および品種で慣行の1週間後摘心(以下「慣行」と いう)と同等以上の切り花品質が得られ、開花日はほぼ同時期である(表1)。
2.
茎長は、生育初期には、定植3週間後摘心では慣行より短くなる傾向がみられるが、採 花直前には同程度になる(データ略)。
3.
定植3週間後の摘心部位は、生長点付近の先端部が適する(表2)。
4.
12月咲き「寒桜」では、定植3週間後摘心は慣行と切り花品質が同程度であるが、定植 2週間後および4週間後の摘心は劣る(表3)。
5.
定植3週間後摘心の根重は、摘心時~定植5週間後まで、慣行より30%程度重く推移する (データ略)。
成果の活用面・留意点 1.
定植3週間後の摘心は露地および施設栽培で利用できる。
2.
慣行の定植1週間後摘心を併用することにより、労力分散が図られる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010009736
カテゴリ 経営管理 栽培技術 施設栽培 品種

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