黒ポリエチレンフィルムを利用した簡易太陽熱土壌消毒によるレタイビッグベイン病の予防技術

タイトル 黒ポリエチレンフィルムを利用した簡易太陽熱土壌消毒によるレタイビッグベイン病の予防技術
担当機関 兵庫農総セ
研究課題名
研究期間 2000~2002
研究担当者 西口真嗣
田中尚智
小林尚司
発行年度 2002
要約 2作取りレタス栽培において、8月中旬から黒ポリエチレンフィルムを用いて約50日間被覆し、被覆を維持したままで、不耕起で栽培すれば、レタスビッグベイン病の被害を2作にわたって軽減することができる。
キーワード レタス、早期、黒マルチ、レタスビッグベイン病、防除
背景・ねらい レタスビッグベイン病の対策として太陽熱利用土壌消毒が確立されている。しかし、処理作業による労働加重、被覆資材のコスト負荷が、本消毒方法の大きな普及阻害要因となっている。そこで、コスト、労働面から見た普及性のある太陽熱利用土壌消毒を開発する。
成果の内容・特徴 1.
2作取りレタス栽培において、8月中旬に黒ポリエチレンフィルムを用いて約50日間被覆する。1作目は被覆資材を取り外さず、不耕起で栽培を行う。2作目は、1作目の植穴と植穴との間に穴をあけ、被覆資材を取り外さないままで定植し、栽培期間を通して被覆資材を維持する(図1)。
2.
現在用いられている赤外線透過型フィルムと黒ポリエチレンフィルム(0.02mm)の効果を比較すると、黒ポリエチレンフィルムは地温上昇効果は劣るが(表3)、防除効果では赤外線透過型フィルムより若干劣る程度で、ほぼ同等の効果を示す。また、コスト面から見ると黒ポリエチレンフィルム(赤外線透過型フィルムの1/2)の方が普及に際して有利である(表1,2)。
3.
防除効果の持続性は、レタス栽培の2作目にはレタスビッグベイン病の発生が増加して、低下するが、2作目においても商品化率は高い水準を保つことができ、被害を最小限にすることができる(表2)。
成果の活用面・留意点 1.
悪天候により2作目まで効果が持続しない場合があるので、抵抗性品種と組み合わせてレタス栽培を行う。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010009641
カテゴリ コスト 栽培技術 抵抗性品種 土壌消毒 防除 予防技術 レタス

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