フリージア「ラピッド・ホワイト」球茎の乾式冷蔵処理による年内出荷

タイトル フリージア「ラピッド・ホワイト」球茎の乾式冷蔵処理による年内出荷
担当機関 大阪農技セ
研究課題名
研究期間 1997~1999
研究担当者 磯部武志
奥野裕貴
内山知二
豊原憲子
発行年度 2001
要約 フリージア「ラピッド・ホワイト」は球茎を乾式冷蔵することにより促成栽培できる。休眠の破れた球茎を6~7週間8℃で冷蔵した後、10月中旬に定植することにより年内出荷できる。
キーワード フリージア、開花調節、球茎、乾式冷蔵、促成栽培
背景・ねらい フリージアは球茎の湿式冷蔵処理による促成栽培技術が確立されているが、多くの作業時間を要する。最近、低温に感応しやすい促成用の品種が多く発表されていることから、有望な「ラピッド・ホワイト」について、省力的な乾式冷蔵処理の効果を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. フリージア‘ラピッド・ホワイト’は、球茎の8℃6~7週間の乾式冷蔵処理により、10月中旬の定植で12月中旬~下旬に開花し、年内出荷できる(表1)。
  2. 冷蔵処理期間を8週とし、定植時期を遅らせると、開花は遅れる(表1)。
  3. 切り花重、草丈、花茎長、葉数、花数は冷蔵期間が短いほど大きくなる(表2)。
  4. 冷蔵期間が短くなるにしたがい、第1小花と第2小花の間が広くなる花下がり現象が発生しやすい(表2)。
  5. 20℃1週間の予冷蔵により、開花はわずかに早まるが、切花重や草丈等の切花品質が低下する(表1,2)。
成果の活用面・留意点
  1. 休眠の破れた球茎が8月下旬に入手できれば、8℃の乾式冷蔵処理を6~7週間行うことにより、年内の出荷が可能となる。
  2. 従来の湿式冷蔵と比較して茎がやや軟弱になり、曲がりが多くなる。
  3. 乾式冷蔵処理により、フリージア促成栽培の省力化が推し進められる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010009486
カテゴリ 栽培技術 出荷調整 省力化 品種 フリージア

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