いぐさ「ひのみどり」の奨励品種採用

タイトル いぐさ「ひのみどり」の奨励品種採用
担当機関 広島農技セ
研究課題名
研究期間 1998~1999
研究担当者 建本 聡
大川浩史
土屋隆生
発行年度 2001
要約 いぐさ「ひのみどり」は「せとなみ」よりも多収で、茎の太さが細く、変色茎の発生が少ない。「ひのみどり」を、本県の瀬戸内沿岸の温暖地域向け奨励品種に採用する。
キーワード ひのみどり、多収、茎の太さ、変色茎、奨励品種
背景・ねらい 広島県で生産される畳表は「備後表」として最高級品に位置づけられている。しかし、近年の外国産畳表の輸入が急増した影響を受け、価格が下落し対策が強く求められている。いぐさ農家の経営の安定を図るため良質安定多収品種の導入が要望されている。
成果の内容・特徴
  1. 2001年2月に広島県いぐさ奨励品種制度の発足に伴い、「ひのみどり」を奨励品種に採用した。
  2. 草型は直立型である。
  3. 生育型は分げつ型に属する。
  4. 「せとなみ」と比較した「ひのみどり」の特性は以下のとおりである。
    1)茎長は同程度である(表1、2)。
    2)収量は多い(表1、2)。
    3)花序の着生は同程度である(表1、2)。
    4)茎の太さは細く、太さのばらつきが小さい(表1、2)。
    5)色調がやや良く、変色茎の発生が少なく、外観品質は良好である(表1、2)。

成果の活用面・留意点
  1. 地域の要望が強い本県の瀬戸内沿岸の温暖地域で普及を図る。2005年までの普及目標面積は5ha。
  2. 植付後は、枯死株が発生しやすいので、株分けを丁寧に行い、苗の新芽の数を多くする。
  3. 直立型で株が比較的小さい傾向にあるので、収量を確保するため、疎植にしない。
  4. 還元の発生する圃場では他品種と同様に障害が発生することがあるので、有機物の過剰な施用や常時湛水を避ける。

URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010009347
カテゴリ いぐさ 経営管理 品種

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