タイトル | マイクロ波照射によるナタネ種子加熱は圧搾率を高め酸価の上昇を抑制する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 2005~2010 |
研究担当者 |
加藤仁 金井源太 小林有一 谷脇憲 竹倉憲弘 飯嶋渡 冨樫辰志 |
発行年度 | 2008 |
要約 | ナタネ種子の圧搾工程の前処理として、マイクロ波照射による種子加熱を行うことにより、種子細胞内の微細構造が破壊され、120℃以上の加熱では圧搾率が有意に増加し、圧搾後のナタネ油の酸価の上昇を抑制する。 |
キーワード | ナタネ、搾油、マイクロ波加熱、圧搾率 |
背景・ねらい | 水田転換畑や農地有効利用における油糧作物としてのナタネ栽培が広がり、小型搾油機が地方自治体などへ導入され、地域で搾油を行うケースが増えている。圧搾による搾油は、油糧種子の前処理によりその圧搾率を高めることが重要な技術となる。しかし、従来の焙煎等の外部加熱による前処理は、加熱温度の調整が難しく、過加熱や加熱ムラ等の問題が生じやすい。そこで、物質を内部から加熱し、加熱速度、温度制御性ともに優れているマイクロ波の利用による、圧搾率の向上と油の酸価上昇抑制への効果を解明する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010009065 |
カテゴリ | 水田 なたね 品種 |
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