一輪ギク新品種「愛知秋1号」の育成

タイトル 一輪ギク新品種「愛知秋1号」の育成
担当機関 愛知花き連きく部会
研究課題名
研究期間 2000~2006
研究担当者 奥村義秀
加藤博美
酒井広蔵
森岡公一
西尾讓一
青木献
石川高史
大石一史
田中英樹
発行年度 2005
要約 白花一輪ギクの新品種「愛知秋1号」を育成した。「愛知秋1号」は秋ギクで、周年生産における10月から6月出荷に適しており、伸長性に優れ生育・開花が速い、花弁数が多く花も大きい、草姿・茎葉のバランスが良い等の特徴がある。
キーワード キク、一輪ギク、新品種、愛知秋1号
背景・ねらい 一輪ギクの周年生産において、秋ギクは、主に10月から6月までの期間出荷される。しかし、近年導入された品種では、出荷時期によっては計画的な出荷ができない、品質が低下する等の問題が発生している。そこで、多収性、市場性、日持ち性に優れると共に10月から6月まで開花制御が容易で品質が安定する品種を育成する。

成果の内容・特徴 1.
育成経過
2001年11月に、花形が良く日持ち性に優れた当場保有白花秋ギク系統「00-JM-01」を種子親、草姿に優れ生育開花の速い白花秋ギク品種「神馬」を花粉親に用いて交配し、2002年に実生選抜、2003年に二次選抜、三次選抜及び現地試作(県下延べ8カ所)、2004年に現地における拡大展示及び特性検定を行った。その結果、「愛知秋1号」を実用品種として有望と判断して育成を完了した(図1)。
2.
育成品種の特性
(1)
「神馬」や「精興の誠」に比較して、開花がやや早い(表1)。
(2)
伸長性に優れ生育が良い(表1)。
(3)
舌状花数が多く、花径も大きい(表1)。
(4)
観賞期間は「神馬」より長いが、「精興の誠」よりはやや短い(図2)。
(5)
高温期における生理障害の発生や低温遭遇による開花遅延等を起こすことなく、品質が安定している。

成果の活用面・留意点 1.
出荷時期は、10~6月が適している。
2.
品種登録を出願しており、栽培には愛知県及び愛知花き連きく部会との許諾契約が必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010008325
カテゴリ きく 出荷調整 新品種 生理障害 多収性 品種

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