ネギ平床二条穴開け移植機の植付け性能

タイトル ネギ平床二条穴開け移植機の植付け性能
担当機関 群馬農技セ
研究課題名
研究期間 2003~2004
研究担当者 須田功一
村田公夫
原昌生
小林和弘
大沢良一
池田健太郎
発行年度 2003
要約 ネギ平床二条穴開け移植機は、手植えに比べ4~5倍の能率が得られ、植付け損失は18%近く生じたが、オペレータは走行操作しながら補植可能で、収量は手植えと同等である。
キーワード ネギ、移植機、穴植え栽培
背景・ねらい 群馬県では、円柱状に開けた穴へ苗を1本ずつ植えるネギ穴植え栽培(平成9年度研究成果情報掲載)が普及している。その植付けは、現行では手作業で行われ労力がかかるため、機械化・省力化が望まれている。平成15年に県内の産業機械メーカーからネギ平床二条穴開け移植機が開発されたので、作業性能と現地適応性を検討する。
成果の内容・特徴 1.
ネギ平床二条穴開け移植機は、円柱状の穴を平行二条に開け(深さ:約6cm、直径:約2cm)、セルトレイ(448穴)の底部から2苗を同時に打ち出し、誘導部に沿って自然落下させ作穴へ植える。覆土等は行わない(図1)。
2.
移植機の作業速度は4.1cm/s、その作業時間は6.8h/10aで、手植えの4~5倍の能率である(表1)。傾斜条件(畦方向0.5°、畦直角方向1.7°)に対し、機体の直進性は概ね安定していた。
3.
移植機の植付け損失は、欠株が8%、転び苗が1.8%、複数苗が7.8%で、計17.6%生じたが、これらの補植は連続運転状態でもオペレータ1人で対応できる(表2)。
4.
移植機植えの収量は、手植えと同等である(表3)。
成果の活用面・留意点 1.
土壌が乾燥した状態では、植穴が崩れることがあるため、面積を限定して耕耘直後に植え付ける。
2.
苗の草丈が長いと機械での植付けに支障を来すので、予め15~16cmに葉を切断する。
3.
平成16年度から武蔵工業有限会社(群馬県伊勢崎市)より市販される。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010007476
カテゴリ 乾燥 機械化 省力化 ねぎ

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