肉豚における出荷時の背脂肪厚と発育速度との関係

タイトル 肉豚における出荷時の背脂肪厚と発育速度との関係
担当機関 愛知農総試
研究課題名
研究期間 2000~2001
研究担当者 安藤康紀
田島茂行
栗田隆之
鹿田講基
発行年度 2002
要約 出荷時の背脂肪厚は、4から5か月齢での発育速度の良否が大きく影響する。また、5か月齢で胸幅のある肉豚は出荷時の背脂肪が厚い。
キーワード 肉豚、出荷時、背脂肪厚、発育速度、胸幅
背景・ねらい 肉豚出荷時の背脂肪厚は枝肉価格を左右する。肉豚出荷時の背脂肪厚は適度に付着していることが望ましいが、同腹豚かつ同一飼養下であっても背脂肪厚に厚薄がみられる。
肉豚における出荷時の背脂肪厚と発育速度との関係については、発育が良い肉豚ほど出荷時の背脂肪厚が厚くなることが知られているが、今回、肥育過程のどの時期が出荷時の背脂肪厚に最も影響しているか発育速度との関連で検討する。
成果の内容・特徴 1.
肉豚の背脂肪層の厚さは、3か月齢0.5~0.6cm、4か月齢で1cm、5か月齢で1.5cm前後である(表1)。
2.
出荷時の背脂肪厚は5か月齢時の背脂肪厚、4~5か月齢での1日平均増体重、及び5か月齢時の胸幅と胸深の比と相関が高い(表2)。
3.
出荷時に薄脂肪の肉豚は出荷日齢が遅く、肥育中期の発育速度が悪く、胸幅が狭い(表3)。
成果の活用面・留意点 1.
肥育中期(5か月齢)に、胸幅、発育状況を注意深く観察することにより、出荷時の背脂肪厚を揃えることが可能となる。
2.
試験に供した豚は系統造成豚(アイリス、サクラ201)同士の交雑による三元交雑種で、飼料は豚産肉能力検定飼料を給与した肉豚のデータである。品種、系統、飼養条件の違いにより、異なった結果も考えられる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010007358
カテゴリ アイリス 出荷調整 品種

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