桑園用乗用型動力噴霧機

タイトル 桑園用乗用型動力噴霧機
担当機関 栃木県農業試験場
研究課題名
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 2000
要約 歩行式クローラー型運搬機に動力噴霧機と貯水タンクを取り付け、安価で小型の桑園畦間走行用の乗用型動力噴霧機を開発した。本機の全長は250cm、幅100cmで、薬剤散布幅は250cm、本機の回転には3m以上の枕地が必要である。
背景・ねらい 桑園管理の中で雑草防除は収量や施肥、収穫作業等への影響が大きく、省くことの出来ない重要な作業である。また、雑草防除は除草剤に頼るところが大きく、桑株の存在により畦幅を考えながら、薬剤が桑葉にかからないような注意が必要である。
乗用型動力噴霧機については市販機が既に存在するものの、価格が高く桑園の畦幅に対応した小型機が見当たらないのが現状である。このため、通常使用している運搬機や農機具等の活用により、桑園の薬剤散布に適した簡易で安価な乗用型動力噴霧機が求められており、この要請に応えた桑園用乗用型動力噴霧機を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 歩行式クローラー型運搬機に動力噴霧機と貯水タンク(200?)を乗せ、運搬車を乗用型に改造した。噴霧口は乗車台の下に取り付け、地上高40cmの位置に30cm間隔で4口のノズルと、その両側に10cm離して株間への散布用に斜めにノズルを取り付け、幅110cmとした(図1)。
  2. 桑園用乗用型動力噴霧機の全長は250cm(運搬台130cm、動力部70cm、乗車台50cm)、幅は100cmで、貯水タンクが空の時、重心が後部に偏るため、運搬台の前部にウェイト15kgを乗せた(表1)。
  3. 薬剤散布幅は250cm、回転には3m以上の枕地が必要であり、桑園(畦幅2.0~2.5m、畦長50m)10a当たり一人作業で約16~20分で散布できる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 桑園などの畦幅の狭い圃場で、一人作業で楽に薬剤散布ができる。
  2. 乗用型なので比較的疲労は少ないが、1~2時間の短時間使用が適切である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010006658
カテゴリ 雑草 除草剤 施肥 薬剤

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