温州みかんの簡易貯蔵法の開発

タイトル 温州みかんの簡易貯蔵法の開発
担当機関 静岡県柑橘試験場
研究課題名
研究期間 1996~1999
研究担当者
発行年度 2000
要約 貯蔵庫が無くても、温州みかん果実を平型プラスチックコンテナに入れて積み上げ、全体を通気性不織布で覆い、通気の良い場所に置くことにより良好に品質を保持できる。
背景・ねらい 「青島温州」を中心とした温州みかん産地では、栽培規模の拡大により貯蔵庫の不足が問題となっている。また高齢化の進行により、貯蔵に伴う作業の軽労働化や機械化技術の開発が求められている。貯蔵作業の機械化が可能でしかも貯蔵庫を必要としない簡易貯蔵法を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 収穫後、予措を行ってから平型プラスチックコンテナ(58×39×19cm)に果実を入れ、中央部分に煙突状の空間ができるようパレット上に積み上げ、全体を通気性不織布で覆って貯蔵する(図1)。
  2. 納屋等の低温で風通しの良い場所に置けば、果実周囲の温湿度が貯蔵に適正な範囲に保持され、貯蔵62日後の腐敗や浮皮発生は少なく、品質も比較的良好に保持できる(表1、表2)。
  3. パレットを利用することにより、貯蔵果実の移動にフォークリフトが使用できる。
成果の活用面・留意点
  1. 平型プラスチックコンテナの積み上げ貯蔵は、納屋や車庫などのように通気の良い場所で行う。
  2. フォークリフトを利用する場合は、床面がコンクリートの方が作業性が良い。
  3. 収穫用のプラスチックコンテナ(48×33×30cm)を使用して積み上げ貯蔵を行うと、過湿により腐敗の多発や品質低下を招くので必ず平型プラスチックコンテナを用いる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010006585
カテゴリ 温州みかん 機械化 くこ

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