群馬オリジナル黄繭蚕品種「ぐんま×支125号」

タイトル 群馬オリジナル黄繭蚕品種「ぐんま×支125号」
担当機関 群馬県蚕業試験場
研究課題名
研究期間 1999~2001
研究担当者
発行年度 1999
要約 本蚕品種は、群馬県蚕業試験場が育成した日本種「ぐんま」と黄繭中国種「支125号」との日中一代交雑種である。飼育経過は稚蚕、壮蚕ともにやや短く、膿病にやや抵抗性があり、単繭重は1.85g内外、生糸量歩合は18%内外で、繭糸繊度は2.5d内外と細く、特徴ある黄色生糸を生産する。
背景・ねらい 国際化の進展に伴う原料繭、絹製品の輸入増加等によって、繭価格が低迷し、かつてない厳しい蚕糸情勢となっている。これを打開して蚕糸業の活性化を図るため、外国産との差別化につながる蚕品種の選定、育成が強く要望されている。そこで、群馬県蚕業試験場が保存している蚕品種を活用し、養蚕業の発展が図れるオリジナル蚕品種の開発を目指して、繭色に特徴のある蚕品種の選定・育成を行う。
成果の内容・特徴
  1. 蚕児の体色は青系であるが、5齢後半には黄色ぎみになり、斑紋は形である。繭形は楕円形で繭色は黄色(山吹色)、ちぢらはやや密である(図1)。
  2. 繭糸には光沢があり、特徴ある黄色生糸が生産できる(図2)。
  3. 飼育経過は、稚蚕・壮蚕期ともに普通蚕品種に比べやや短く、繭重は1.85g内外、繭糸繊度は2.5d内外、生糸量歩合は18%内外で、解じょ率は良好である(表1)。
  4. 本蚕品種は、虫質が強健で飼育管理が容易であり、膿病にやや抵抗性がある(表2)。5.5齢の食桑時間が長くなるにしたがって、繭重が重く、繭層歩合が高くなる(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 本蚕品種は、単繭重がやや軽めなので、5齢盛食期には桑不足にならないよう十分に飽食させることが肝要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010006393
カテゴリ カイコ 抵抗性 品種

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