メッシュ気象図を利用した日本なしの開花予測

タイトル メッシュ気象図を利用した日本なしの開花予測
担当機関 栃木県農業試験場
研究課題名
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 栃木県内のメッシュ気象図の日平均気温を用いて、県内各地域の日本なしの開花期を予測し、メッシュ図として表示するプログラムを開発した。
背景・ねらい 日本なし栽培において、開花期前後の管理作業を計画的に進めるには、その年の開花期を早期に予測して対応しなければならない。
既に、日本なしの開花予測法を開発したが、これは、宇都宮地方気象台のデータを用いて栃木県農業試験場の開花期を予測するものである。従って、現地で利用するには、平年における農業試験場と現地との開花期の差を基に修正する必要があった。
そこで、アメダスデータを用いた栃木県のメッシュ気象図を利用して、県内各地域の開花日を予測し、メッシュ図に表示するプログラムを開発した。
成果の内容・特徴
  1. メッシュ化した気象データの作成及びメッシュ図の表示は、農業環境技術研究所のプログラムを栃木県農業試験場作物部で改良したものを用いた。メッシュは概ね1km2である。
  2. 開花予測法は、起算日から毎日の平均気温を式 y=-0.656+0.662x+0.0183x2(xは日平均気温)で補正して積算し、一定の温度量に達した日を開花日とする方法である。
  3. 「豊水」の起算日は2月21日で、補正した温度量が315.0℃に達した日が開花始め、349.2℃で開花盛りである。同様に、「幸水」の起算日は2月26日で、開花始めまでは333.8℃、開花盛りまでは365.4℃である。
  4. 本予測法は予測実行日までは平均気温の実測値を用い、それ以後は気温の平年値を利用するが、実行日以後は気温の予想を入力することもできる。予測結果は、予測実行日以後の気温が平年並に経過した場合(図1)と、実行日以後が予想気温のように経過した場合(図2)の2種類が表示され、カラープリンターで印刷できる。
成果の活用面・留意点
  1. 日数のきざみ幅(図は3日きざみ)は変更できるので、限られた範囲を詳細に表示することができる。
  2. 緯度、経度を入力すると、その地点の開花予想日を表示することもできる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010006020
カテゴリ カラー 日本なし

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