二条大麦新認定品種「タカホゴールデン」の特性とドリル播きによる安定栽培

タイトル 二条大麦新認定品種「タカホゴールデン」の特性とドリル播きによる安定栽培
担当機関 茨城県農業総合センター農業研究所
研究課題名
研究期間 2004~2729
研究担当者
発行年度 1998
要約 タカホゴールデンは早生、強稈で、オオムギ縞萎縮病・うどんこ病抵抗性、大粒、多収等の優れた栽培特性を持っている。播種適期は11月1から11日で、11月20日の晩播も可能である。施肥量は、はるな二条並とする。
背景・ねらい 平成9年(播種年)からミサトゴールデンの作付けが終了したことから、オオムギ縞萎縮病・うどんこ病抵抗性等、栽培特性の優れる「タカホゴールデン」を平成10年度から認定品種に採用し、茨城県産二条大麦の生産安定化を図る。本品種は早生で茎立ちが早いため、播種期と施肥量を重点に検討する。
成果の内容・特徴
  1. 特性についてはあまぎ二条に比較し、次のような特徴がある。
    1)出穂期は2から4日、成熟期は3から4日早く、はるな二条と同程度の早生(表1)。
    2)叢生は直立し、株はやや閉じる。
    3)稈長は同等からやや長いが、強稈のため耐倒伏性に優れる(表1)。
    4)リットル重、千粒重はともに重く大粒で、多収(表1)。
    5)オオムギ縞萎縮病(III型を除く)およびうどんこ病に抵抗性。
    6)玄麦粒の外観品質は同程度で優れるが(表1)、総合的な麦芽品質は同等ないしやや劣る。
  2. 栽培法(表2)
    1)播種適期は11月1日から11日であり、施肥量ははるな二条並とする。
    2)晩播(11月20日)、または多肥により倒伏が発生し、収量が低くなる傾向がある。多肥栽培はさけ、晩播する場合は、適期播きに比べ、30%程度減肥する。
成果の活用面・留意点
  1. 播性がIのため茎立ちが早く、早播きは凍霜害を受ける危険性があるので適期播種に努める。
  2. 耐倒伏性は強いが、多肥栽培は麦芽品質の低下を招くので避ける。
  3. 穂発芽性がやや易であるので、刈り遅れに注意する。
  4. 黒ボク土壌(畑)では粗タンパク含量が高くなる傾向があるので出来るだけ水田に作付する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010005965
カテゴリ 萎縮病 うどんこ病 大麦 水田 施肥 抵抗性 播種 品種

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