タイトル | クモヘリカメムシの卵寄生蜂の種類 |
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担当機関 | 茨城県農業総合センター |
研究課題名 | |
研究期間 | 1997~1998 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1997 |
要約 | 斑点米の原因となるクモヘリカメムシの卵を採集したところ、ヘリカメクロタマゴバチ、ホソヘリクロタマゴバチ、カメムシタマゴトビコバチの3種の卵寄生蜂の寄生が認められた。優占種は、ヘリカメクロタマゴバチと考えられた。 |
背景・ねらい | 茨城県では、県北部を中心に水稲でクモヘリカメムシの発生が多く、斑点米多発の原因となっている。斑点米を完全に防止するには複数回の殺虫剤散布が必要であるが、防除時期から収穫までの期間が短いことや高齢化・兼業化による労力低下の面から、実際には複数回の防除は困難となっている。そこで、農薬による防除を補完する天敵等を利用した防除法を開発する第一歩として、水田におけるクモヘリカメムシの卵寄生蜂の実態を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 卵寄生蜂はクモヘリカメムシ密度の抑制要因として防除技術への応用が期待できるが、発生消長や寄生活動等についての研究が必要である。 |
URL | http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010005823 |
カテゴリ | カメムシ 水田 水稲 農薬 斑点米 防除 |
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