クローラ型搬送機を利用した桑園用施肥機

タイトル クローラ型搬送機を利用した桑園用施肥機
担当機関 埼玉県蚕業試験場
研究課題名
研究期間 1996~1996
研究担当者
発行年度 1997
要約 クローラ型搬送機に簡易に装着できる施肥機を開発した。本機の施肥散布幅は、4.5~8.5mで、施肥量は落下口の開度と走行速度で調節できる。春切桑園では畦幅が 1.0m以上の桑園で導入でき、施肥作業時間は人力作業の34%と省力できる。
背景・ねらい 桑園での施肥作業は、桑専用固形肥料で10a当たり年間約 360kgを人力で施肥しているため、重労働となっている。そこで、施肥作業の省力化と収穫桑の搬出作業用のクローラ型搬送機の多目的利用を図るため、同機に簡易に装着できる施肥装置を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 施肥装置はクローラ型搬送機に簡易に装着でき、搬送機の操縦位置から肥料落下量の調節が行える(写真1)。
  2. 散布装置は回転板で肥料をはね飛ばす方式で、散布幅は桑専用肥料で4.5~8.5m、施肥量は肥料落下口の開度と走行速度で調節する。
  3. 肥料積載量は、桑専用肥料で施肥装置のホッパーに 100kg、クローラ型搬送機の荷台に80kg(20kg:4袋)の合計で 180kg積載することができる。
  4. 春切桑園に施肥( 180kg/10a)する場合の作業時間は、一人作業で15.3分で人力作業の34%に短縮でき(表1)、また、肥料の積載及びホッパー投入時以外では触れることがないため作業強度の大幅な軽減が図れる。
成果の活用面・留意点
  1. 搬送機のクローラ外幅が 650mmであるため、畦幅が春切桑園では 1.0m以上、夏切桑園では 1.5m以上の桑園に導入が可能である。
  2. 本施肥機は、粒状固形肥料であれば散布可能であるので、桑以外の他作物の施肥にも利用できる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010005779
カテゴリ 省力化 施肥

この記事は