中山間地域の機械収穫に適応する桑品種

タイトル 中山間地域の機械収穫に適応する桑品種
担当機関 群馬県蚕業試験場
研究課題名
研究期間 1997~1997
研究担当者
発行年度 1997
要約 中山間地域の機械収穫に適応する桑品種は、はやてさかり、みつみなみである。これらの品種は畦間1.2mの機械収穫桑園(桑苗横伏法)とし、春蚕期は基部伐採用簡易条桑刈取機、夏秋蚕期は中間伐採型条桑刈取機を用いて収穫する。
背景・ねらい 本県の主要養蚕地帯である西部中山間地域は中刈仕立の桑園が多く、機械収穫用の桑園はほとんどみられない状況である。そこで、この地域に機械収穫用の試験桑園を設け、桑の年間機械収穫についての現地実証を行うとともに、機械収穫適応桑品種を選定する。
成果の内容・特徴
  1. 群馬県西部中山間地域の機械収穫桑園に適する桑品種は「はやてさかり」と「みつみなみ」である。これらは、収量が一ノ瀬より多く(表1、表2、表3)、姿勢が直立性で機械収穫に適合する。なお、病害虫の発生は各品種ともほとんど見られなかった。
  2. 機械収穫桑園の造成は、畦間1.2mの桑苗横伏法によって簡易化が図れる。横伏法によって造成した桑園における収量は、普通植桑園と同等もしくはそれ以上が期待できる(表1、表2、表3)。
  3. 収穫方法は春蚕期が基部伐採用簡易条桑刈取機が適するが、古条が細い場合はバインダ型収穫機での収穫も可能である。夏秋蚕期については、伐採高が調整でき中間伐採が可能な条桑収穫機が適する。
成果の活用面・留意点
  1. 条桑収穫機で中間伐採収穫する場合は、桑葉が残るように伐採高を決定する。
  2. 機械収穫が安定して行える桑園の傾斜角度は、8度以下である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010005772
カテゴリ カイコ 害虫 収穫機 中山間地域 品種

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