鉢花用トルコギキョウの初夏出し栽培技術

タイトル 鉢花用トルコギキョウの初夏出し栽培技術
担当機関 長野県南信農業試験場
研究課題名
研究期間 1997~1997
研究担当者
発行年度 1997
要約 初夏出しトルコギキョウ鉢花は1月末をは種晩限とし、元肥施用量は5号鉢3株植えで窒素量0.4g、4号鉢1株植えで0.3g、用土はプロミックスBX単用か赤土とヤシガラを混入したものを用いる。潅水法は底面給水法でノーピンチで栽培すると良物の生産ができる。
背景・ねらい トルコギキョウは夏でも日持ちが良いことから年間を通じて需要が安定しており、長野県の切花生産において主要品目の一つとなっている。一方、鉢花用トルコギキョウは、近年専用品種が育成されるなどシクラメンの補完品目として期待されている。
そこでトルコギキョウ鉢花の初夏出し作型について品種選定、適正元肥施用量、用土、潅水方法、ピンチの影響を検討し栽培技術の確立を図る。
成果の内容・特徴
  1. トルコギキョウの鉢花栽培ではコロネットシリーズ、トムサムシリーズを用い、は種期が遅れるとボリューム確保が難しいので1月末をは種晩限とする。ハートフルシリーズは草丈が長くなりすぎて鉢花としてのバランスが悪い(表1)。
  2. 5号鉢3株植えで鉢当たり窒素量0.4g、4号鉢1株植えで0.3gの元肥施用で草丈、茎径が大となり、花蕾数が多くなり、品質が向上する(表2、表3)。
  3. 用土はプロミックスBX単用か、プロミックスBX:赤土:ヤシガラ=2:1:1で初期生育が良好であり、欠株率も低く、開花時の節数、分枝数が他と比較し増加、花蕾数が多くなり品質が優れる。
  4. 潅水方法は上部からの手潅水よりも底面給水で草丈、茎径が大となり、花蕾数が多く品質が優れる。
  5. もともと分枝性の高い品種に改良されているため、ピンチは必要としない。
成果の活用面・留意点
  1. 底面給水栽培では鉢面にキノコバエが発生する場合があるので防除を徹底する。
  2. 定植から開花まで80から120日と長いので元肥は緩効性の肥料を用いる。
  3. 出蕾以降葉色が淡くなったら1,000倍程度の液肥を2~3回潅注する。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010005750
カテゴリ 栽培技術 シクラメン トルコギキョウ 品種 防除

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