レトルトラッカセイ製造システムの構築

タイトル レトルトラッカセイ製造システムの構築
担当機関 千葉県農業試験場
研究課題名
研究期間 1997~1999
研究担当者
発行年度 1997
要約 レトルトラッカセイ2,300袋(100g入り/袋)の製造には、機械脱莢・機械洗浄した生莢を用いると、選別に51時間、食塩混合・袋詰め・整形・ガス置換包装に54時間を要する。レトルト処理は専門メーカーに委託することにより、1袋当たり10円以下のコストになる。
背景・ねらい ラッカセイレトルト製品の実用化に際しては、大量の生莢を効率よくレトルト製品とするためのシステムの構築が重要となる。そこで、脱莢、袋詰め、整形、レトルト処理の工程で、現在導入可能な機械を利用した大量製造のシステム化を実行し、実用化の可能性を検証する。
成果の内容・特徴
  1. 機械脱莢した生莢の選別労力は、未経験者で風選後重量 380kgを選別するのに38時間(=人数×時間)を要した(図1)。その際の歩留まりは約45%で、製品重量は 170kgとなった。
  2. 1,522袋(内容量100g)の袋詰め、一並べ整形、ガス置換包装を全て手作業で行った場合、40時間必要とした(図1)。包装機の改善によりシールミスを防止できれば、同様の労力で 1,700袋は処理可能である。
  3. レトルトラッカセイ用の透明タイプの袋(クレハベセーラ/OPP/CPP:130×250mm)をデザインし、印刷・製袋した。袋の単価は、大量製造すると10円程度となる。
  4. レトルト処理は県内の食品加工メーカーに委託でき、上記の袋が1回で 約2,300袋処理可能なレトルト装置により、試験製造とほぼ同様な条件で処理できた(図2)。これにより、一袋当たりの処理経費は10円以下となる。
  5. 以上から、レトルトラッカセイを大量に製造する作業労力が見積もられる。1回の処理量 2,300袋分を製造するためには、選別に51時間、袋詰め包装に54時間程度の労力が必要である。
成果の活用面・留意点 今後の実用生産・販売に本成果を応用する。大量生産においては、選別、包装を速やかに行うための機械化システムが必要である。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010005638
カテゴリ 加工 機械化 コスト 製造システム らっかせい

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