ELISA法によるトマト黄化えそウイルス保毒アザミウマの検定法

タイトル ELISA法によるトマト黄化えそウイルス保毒アザミウマの検定法
担当機関 茨城県農業総合センター
研究課題名
研究期間 1995~2003
研究担当者
発行年度 1995
要約 罹病葉上でTSWVを獲得吸汁させたダイズウスイロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマ、ミカンキイロアザミウマから、ELISA法で幼虫、成虫の両者から1頭ごとにTSWVを検出できる。
背景・ねらい 近年、わが国で未発生のミカンキイロアザミウマの侵入に伴い、トマト黄化えそウイルス(TSWV)による園芸、花き作物の被害が報告されている。本アザミウマは、諸外国で高頻度にTSWVを伝搬し、様々な作物で被害を拡大していることから、わが国においても同様の被害が予想される。そこで,ELISA法によるアザミウマ類のTSWV保毒虫検定技術を確立し、TSWVによる黄化えそ病の発生予察に応用する。
成果の内容・特徴
  1. TSWV感染チョウセンアサガオ上で獲得吸汁させたダイズウスイロアザミウマから、ELISA法により幼虫、成虫とも日数経過とともにTSWV陽性個体が増加していることが判明した(図1および図2)。
  2. TSWVの検出率は獲得吸汁後約10日目においてダイズウスイロアザミウマの幼虫で約63%、成虫で約83%、ミカンキイロアザミウマおよびヒラズハナアザミウマの幼虫で約24%、成虫で約50~70%であった(表1)。
  3. 以上の結果から、ELISA法は3種アザミウマ類のTSWV保毒虫検定に有効であることが示された。
成果の活用面・留意点 本検定法によりアザミウマのウイルス保毒虫率が明らかとなり、TSWVによる黄化えそ病の発生予察に利用できる。
URL http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3010005249
カテゴリ あさがお 黄化えそ病 大豆 ヒラズハナアザミウマ

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